スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド
次に示すケースでは,総ヒット件数返却機能を使用しても,検索性能の向上が期待できない,又は検索性能が低下するおそれがあります。この場合は,総ヒット件数返却機能を使用しないようにしてください。
- DISTINCT,ORDER BY句,及びFOR READ ONLY句のどれも指定しない場合。
- ORDER BY句を指定し,ORDER BYのためのソートがキャンセルできるアクセスパスを選択している場合。
ORDER BYのためのソートがキャンセルできるかどうかは,アクセスパス表示ユティリティ(pdvwopt)で確認できます。アクセスパス表示ユティリティについては,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。
- 射影長が短くて,COUNT(*) OVER()の列長4バイト分の通信量の増加が無視できない場合。
- 検索処理コストが小さい場合。
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