スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド
SQLのROLLBACK文,又はエラーによってトランザクションが取り消された場合,そのトランザクションで作成,又は削除していたリストについては,必要に応じて再作成しなければならない場合があります。トランザクションが取り消されたときに作成,又は削除していたリストの状態とユーザの処置を次に示します。
取り消されたトランザクションでのリストの操作 | リストの状態 | ユーザの処置 | |
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トランザクション内でASSIGN LIST文で作成していたリスト | トランザクション開始前にはないリスト名を指定して,リストを作成した場合 | 作成したリストはなくなります。 | トランザクション処理を再度実行してください。 |
トランザクション開始前にあったリスト名を指定して,リストを作成した場合 | トランザクション開始前にあったリスト名と同じ名前のリストは,使用できなくなります(検索するとエラー)。※ | トランザクション開始前にあったリスト名と同じ名前のリストを,トランザクションで使用したい場合,そのリストを再作成してください。その後,トランザクションを再度実行してください。 | |
トランザクション内でDROP LIST文の削除対象となっていたリスト | トランザクション開始前に削除対象リストがなかった場合 | 削除したリストはなくなります。 | トランザクション処理を再度実行してください。 |
トランザクション開始前に削除対象リストがあった場合 | トランザクション開始前になかったリストはなくなります。トランザクション開始前にあった削除対象リストは使用できなくなります(検索するとエラー)。※ | トランザクション開始前にあった削除対象リストをトランザクションで使用したい場合,そのリストを再作成してください。その後,トランザクションを再度実行してください。 |
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