複数のユーザが一つの表を同時に操作した場合，データの不整合が起きることがあるため，HiRDBシステムでは自動的に排他制御をしてデータの不整合を防止しています。ここでは，排他制御の仕組みとユーザが変更できる排他制御の内容について説明します。

＜この節の構成＞

3.4.1　排他制御の単位

3.4.2　排他制御のモード

3.4.3　排他の期間

3.4.4　デッドロックと回避策

3.4.5　無排他条件判定

3.4.6　インデクスキー値無排他

3.4.7　コミットしていない削除データの排他制御

3.4.8　UAPでできる排他制御

3.4.9　SQL文の種類とインデクスの種別による排他制御の順序

3.4.10　行に掛かる排他制御の順序

3.4.11　インデクスキー値の排他資源の作成方法

3.4.12　複数トランザクションで参照と更新をする場合