スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド

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1.2.1 UAPの形式

HiRDBのデータベースを操作するUAPの形式は,埋込み型です。

埋込み型とは,高級言語で記述されたソースプログラムの中にSQLと呼ばれるデータベース言語を直接記述する方式です。埋込み型のUAPは,データベース操作(SQL)を含めて一つのプログラムとして記述できるため,プログラムの解析が容易になります。

また,UAP中にはODBC関数も指定でき,JavaTM(SQLJ)でのUAPの作成もできます。

<この項の構成>
(1) ソースプログラムの記述
(2) SQLの記述

(1) ソースプログラムの記述

埋込み型UAPに使用できる高級言語を次に示します。

(2) SQLの記述

SQLは,データベースの定義,操作,運用,及び制御の指示を記述するためのデータベース言語です。高級言語で記述したソースプログラムの中に埋め込んで使用できます。SQLの機能体系を次の図に示します。

図1-2 SQLの機能体系

[図データ]

なお,プログラム用SQL言語の種類と機能概略については,「1.2.2 HiRDBで使用できるSQL一覧」を参照してください。また,埋込み言語の詳細については,マニュアル「HiRDB Version 8 SQLリファレンス」を参照してください。