8.1.11 抽象データ型列がある表に対するpdrorgの実行可否

抽象データ型がある表に対して実行できる,pdrorgの機能について説明します。抽象データ型がある表に対する機能の実行可否を次の表に示します。

表8-2 抽象データ型がある表に対する機能の実行可否

機能条件実行可否
表の再編成
(-k rorg,unld,及びreld)
プラグインが提供する抽象データ型LOB属性なし
LOB属性ありLOB列構成基表だけ
同時(-jオプション指定)※1
LOB列だけ×
ユーザが定義した抽象データ型×※2
インデクスの作成
(-k ixmk,及びixrc)
プラグインが提供するインデクス型から作成したプラグインインデクス
ユーザが定義した抽象データ型のインデクス×
インデクスの再編成
(-k ixor)
×
  • 別表へのリロード
    (tblname文)
  • 表の分割条件変更
プラグインが提供する抽象データ型※3
ユーザが定義した抽象データ型×
pdload用の入力データファイル作成
(-Wオプション)
プラグインが提供する抽象データ型※4
ユーザが定義した抽象データ型×
(凡例)
○:実行できます。
×:実行できません。
-:条件がないことを示します。
注※1
アンロード機能を持つプラグインが提供した抽象データ型の場合だけ実行できます。
注※2
プラグインが実装していない抽象データ型がある表はpdrorgで再編成できません。抽象データ型がある表に対してKFPH00212-Iメッセージが出力された場合,次のどちらかで対処してください。
  • UAPでデータベースの内容をファイル出力し,PURGE TABLEを実行して表のデータを削除する。その後,ファイルを入力してUAPでデータベースを再作成する。
  • pdmodで該当するRDエリアを拡張する。
注※3
コンストラクタパラメタ逆生成関数を指定しないと実行できないことがあります。指定する関数名については,各プラグインのマニュアルを参照してください。
注※4
コンストラクタパラメタ逆生成関数を指定した場合だけ実行できます。指定する関数名については,各プラグインのマニュアルを参照してください。