11.2 使用例

pdreclaimの使用例を次に示します。

<この節の構成>
(1) HiRDB/シングルサーバの場合
(2) HiRDB/パラレルサーバの場合

(1) HiRDB/シングルサーバの場合

例1:
表(TBL1)の使用中空きページ解放をします。表,及びインデクスは次のように定義されているものとします。
  • 表定義

 CREATE FIX TABLE TBL1(C1 INTEGER,C2 CHAR(10),C3 DEC(15))
     IN ((USER01) C1>0,(USER02))

  • インデクス定義
CREATE INDEX IDX01 ON TBL1(C1) IN ((USER01),(USER02))
CREATE INDEX IDX02 ON TBL1(C3) IN USER03
[概要]
[図データ]
●pdreclaimのコマンド

pdreclaim -k table -t TBL1

[説明]
-k table:表の使用中空きページ解放をする指定
-t TBL1:使用中空きページ解放の対象となる表
 
例2:
表(TBL1)に定義されている,すべてのインデクスの使用中空きページ解放をします。表,及びインデクスは次のように定義されているものとします。
  • 表定義

 CREATE FIX TABLE TBL1(C1 INTEGER,C2 CHAR(10),C3 DEC(15))
     IN ((USER01) C1>0,(USER02))

  • インデクス定義
CREATE INDEX IDX01 ON TBL1(C1) IN ((USER01),(USER02))
CREATE INDEX IDX02 ON TBL1(C3) IN USER03
[概要]
[図データ]
●pdreclaimのコマンド

pdreclaim -k index -t TBL1

[説明]
-k index:インデクスの使用中空きページ解放をする指定
-t TBL1:使用中空きページ解放の対象となる表

(2) HiRDB/パラレルサーバの場合

例3:
表(TBL1)の使用中空きページ解放をします。表,及びインデクスは次のように定義されているものとします。
  • 表定義

 CREATE FIX TABLE TBL1(C1 INTEGER,C2 CHAR(10),C3 DEC(15))
     IN ((USER11) C1>0,(USER21))

  • インデクス定義
CREATE INDEX IDX01 ON TBL1(C1) IN ((USER12),(USER22))
CREATE INDEX IDX02 ON TBL1(C3) IN ((USER13),(USER23))
[概要]
[図データ]
●pdreclaimのコマンド

pdreclaim -k table -t TBL1

[説明]
-k table:表の使用中空きページ解放をする指定
-t TBL1:使用中空きページ解放の対象となる表
 
例4:
表(TBL1)に定義されているインデクス(IDX01)の使用中空きページ解放をします。表,及びインデクスは次のように定義されているものとします。
  • 表定義

 CREATE FIX TABLE TBL1(C1 INTEGER,C2 CHAR(10),C3 DEC(15))
     IN ((USER11) C1>0,(USER21))

  • インデクス定義
CREATE INDEX IDX01 ON TBL1(C1) IN ((USER12),(USER22))
CREATE INDEX IDX02 ON TBL1(C3) IN ((USER13),(USER23))
[概要]
[図データ]
●pdreclaimのコマンド

pdreclaim -k index -t TBL1 c:¥hirdb¥pdreclaim¥control_file

[説明]
-k index:インデクスの使用中空きページ解放をする指定
-t TBL1:使用中空きページ解放の対象となる表
c:¥hirdb¥pdreclaim¥control_file:制御情報ファイル
●制御情報ファイル(c:¥hirdb¥pdreclaim¥control_file)の内容

idxname name=IDX01    [1]

[説明]
  1. 使用中空きページ解放の対象となるインデクスを指定します。
例5:
表(TBL1)に定義されているインデクス(IDX01)の,インデクス格納用RDエリア(USER12)の使用中空きページ解放をします。表,及びインデクスは次のように定義されているものとします。
  • 表定義

 CREATE FIX TABLE TBL1(C1 INTEGER,C2 CHAR(10),C3 DEC(15))
     IN ((USER11) C1>0,(USER21))

  • インデクス定義
CREATE INDEX IDX01 ON TBL1(C1) IN ((USER12),(USER22))
CREATE INDEX IDX02 ON TBL1(C3) IN ((USER13),(USER23))
[概要]
[図データ]
●pdreclaimのコマンド

pdreclaim -k index -t TBL1 c:¥hirdb¥pdreclaim¥control_file

[説明]
-k index:インデクスの使用中空きページ解放をする指定
-t TBL1:使用中空きページ解放の対象となる表
c:¥hirdb¥pdreclaim¥control_file:制御情報ファイル
●制御情報ファイル(c:¥hirdb¥pdreclaim¥control_file)の内容

idxname name=IDX01 rdarea=USER12    [1]

[説明]
  1. 使用中空きページ解放の対象となるインデクスとインデクス格納用RDエリアを指定します。