17.2.3
引数
●
アクセスパス情報ファイル
~<パス名>
クライアント環境定義PDVWOPTMODEに1以上を指定してUAPを実行すると,アクセスパス情報ファイルにアクセスパスの情報が格納されます。
アクセスパス表示ユティリティを実行するときに,対象となるアクセスパス情報ファイルをここで指定します。クライアント環境定義PDVWOPTMODEについては,マニュアル「HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照してください。
アクセスパス情報ファイルは,UAPの接続したシングルサーバ又はフロントエンドサーバがあるユニットのSQL情報ディレクトリ(%PDDIR%¥spool¥pdsqldump)下に作成します。CONNECT文からDISCONNECT文までの単位で情報が取得されます。アクセスパス情報ファイルの名称は,HiRDBが次のように付けます。
認可識別子_UAPソースファイル名_識別番号_サーバ種別
認可識別子
CONNECT文で指定した認可識別子です。
UAPソースファイル名
UAPソースファイルの名称です。
名称が30バイトを超える場合,先頭から30バイトまでとなります。
会話型SQL実行ユティリティからSQLを実行した場合は,pdsql-プロセスID,pdsql.exe-プロセスID,又はpdsqlw-プロセスIDとなります。
識別番号
CONNECT文からDISCONNECT文までを一つの単位とし,それを識別するための番号です。
サーバ種別
HiRDB/シングルサーバの場合はs,HiRDB/パラレルサーバの場合はpです。
注意
認可識別子又はUAPソースファイル名称に¥が含まれている場合,¥をファイルパス名に使用するとパスセパレータとして扱われるため,「¥」を「(」に置き換えます。
<アクセスパス情報ファイルの名称の例>
USER1_sample.ec_1-1-01_s
USER2_pdsql-00001_1-1-01_p