各統計情報出力後,編集項目ごとにログレコードのサマリ情報を出力します。
ただし,SQL静的最適化に関する統計情報,SQL動的最適化に関する統計情報,SQLオブジェクト実行に関する統計情報,SQLオブジェクト転送に関する統計情報,SQL文の履歴に関する統計情報,及びCONNECT/DISCONNECTに関する統計情報の場合,編集項目ごとのログサマリ情報は出力されません。
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すべての統計情報出力後,入力したすべてのログファイルのサマリ情報を,すべてのログレコード種別ごとに出力します。
システムログのファイルグループを入力とした場合(-dオプション指定時),入力ログファイルのサマリ情報は出力されません。また,アンロードログファイルを入力とした場合,インデクスに関する統計情報の編集項目指定があるときだけ,入力ログファイルのサマリ情報が出力されます。それ以外の統計情報の編集項目を指定した場合は,レコード件数0が表示されます。
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表示内容 | 説明 | 対処方法 |
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"***** NO DATA NOOPT *****" | 解析対象の統計入力アンロードファイル内に,該当する編集項目レコードがありません。 | オプションの指定誤り,又はログレコード取得時の出力項目の誤りが考えられます。次のどちらかの方法で対処してください。
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"***** NO DATA HOST *****" | -xオプションで指定したホストから出力された,ログレコードがありません。 | |
"***** NO DATA SERVER *****" | -sオプションで指定したサーバから出力された,ログレコードがありません。 | |
"***** NO DATA TIME *****" | -tオプションで指定した編集時間範囲内に出力された,ログレコードがありません。 | |
"***** NO DATA UAP *****" | -uオプションで指定したUAPから出力された,ログレコードがありません。 | |
"***** NO DATA FOREIGN SERVER *****" | -fオプションで指定した外部サーバに対するログレコードがありません。 | |
"***** NO DATA 1 REC *****" | 解析対象の統計入力アンロードファイル内に,差分情報を取得するためのログレコードがなかったため,差分情報が編集できません。編集項目ごとのログサマリ情報,又は統計入力アンロードファイルのサマリ情報にログレコードが2件以上あっても,1回のシンクポイントで出力されたレコード(サマリ情報の最も古いログ取得時刻(FIRST)と最も新しいログ取得時刻(LAST)が同じ時間帯)ならば,差分情報取得のためのログレコードがないことを示します。ただし,グローバルバッファプールに関する統計情報,及びデータベース操作に関するHiRDBファイルの統計情報の場合だけ該当します。 | 2レコード以上になるように,統計入力アンロードファイルを設定してください。 |
"***** NO DATA *****" | 該当する編集時間範囲内に,解析対象のログレコードがありません。 | 解析したい時間間隔で,NO DATAが多く出力される場合,編集時間範囲を長くしてください。 |
該当する編集項目に対して,編集できるログレコードがありません。 | 編集できるログレコードがあるか,統計入力アンロードファイルサマリ情報を確認してください。 |
統計情報の出力情報に数値がある場合,表示形式は次のようになります。
数値の範囲 | 表示形式 |
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0~999 | 0~999 |
1,000~9,994 | 1.00K~9.99K※ |
9,995~99,949 | 10.0K~99.9K※ |
99,950~999,499 | 100K~999K※ |
999,500~9,994,999 | 1.00M~9.99M※ |
9,995,000~99,949,999 | 10.0M~99.9M※ |
99,950,000~999,499,999 | 100M~999M※ |
999,500,000~9,994,999,999 | 1.00G~9.99G※ |
9,995,000,000~99,949,999,999 | 10.0G~99.9G※ |
99,950,000,000~999,499,999,999 | 100G~999G※ |
999,500,000,000~4,398,046,511,103 | 1.00T~4.40T※ |
出力される統計情報についての注意事項を次に示します。