LOB列がある表へデータロードする場合,又はコンストラクタ関数への入力パラメタとしてLOBデータを入力する場合に,LOBの情報を指定します。
lobdata 〔LOB入力ファイルのディレクトリ名〕 |
~<パス名>
LOB入力ファイルがあるディレクトリ名を指定します。
LOB入力ファイルが一つのディレクトリ下にまとまっている場合に,そのディレクトリ名を絶対パス名で指定します。
ここで指定したパス名と,source文で指定した入力データファイル中のLOB列のファイル名称,又はlobcolumn文の列単位LOB入力ファイルの名称を合わせて,LOB入力ファイルの絶対パス名となるように指定してください。
LOB列,LOB属性の抽象データ型の列,及びlobdata文の有無によるデータロードの方法を次に示します。なお,LOB属性の抽象データ型としてSGMLTEXT型を例に説明します。
表定義 | lobdata文の指定 | ||
---|---|---|---|
あり | なし | ||
LOB列あり | SGMLTEXT型の列あり | LOB列構成基表,SGMLTEXT型の列,及びLOB列へ同時にデータロードします。 | LOB列構成基表,及びSGMLTEXT型の列へ同時にデータロードし,後からLOB列へデータロードします。 |
SGMLTEXT型の列なし | LOB列構成基表,及びLOB列へ同時にデータロードします。 | LOB列構成基表へ先にデータロードし,後からLOB列へデータロードします。 | |
LOB列なし | SGMLTEXT型の列あり | 抽象データ型列構成基表,及びSGMLTEXT型の列へ同時にデータロードします。 | |
SGMLTEXT型の列なし | エラーとなります。 | LOB列なし,SGMLTEXT型の列なしでデータロードします。 |