pdcat【-d sts】(ステータスファイルの内容表示)
機能
ステータスファイルの内容を標準出力に出力します。
実行者
HiRDB管理者が実行できます。
形式
ユニット用ステータスファイル
pdcat -d sts 〔{-x ホスト名|-u ユニット識別子}〕 |
サーバ用ステータスファイル
pdcat -d sts -s サーバ名 -f 物理ファイル名 〔-v〕 〔-e〕 |
オプション
ユニット用ステータスファイルに対応するホストのホスト名,又はユニットのユニット識別子を指定します。省略した場合,HiRDBシステム全体の情報を表示します。
サーバ用ステータスファイルに対応するサーバ名を指定します。HiRDB/シングルサーバではHiRDBサーバは一つですが,サーバ用ステータスファイルが操作対象であることを識別するために必ず指定してください。
物理ファイルの名称を,絶対パス名で指定します。物理ファイル名は,HiRDBファイルシステム領域名¥HiRDBファイル名で指定してください。
ステータスファイルに関する次の内容をチェックします。
チェック結果が不正の場合,指定したステータスファイルの内容を表示した後に,エラーメッセージを出力します。
このオプションの指定を省略すると,ステータスファイルはチェックされません。
ステータスファイルを排他的にオープンします。このため,ユニット,又はサーバの開始時にこのオプションを指定してpdcatコマンドを実行すると,HiRDBが排他エラーで異常終了する場合があります。
このオプションの指定を省略すると,ステータスファイルは排他的にオープンされません。このため,指定したステータスファイルをHiRDBで使用中の場合,正しい状態が表示されないことがあります。
規則
出力形式
Path name:aa...a |
なお,障害が発生したファイルや破壊されたファイルに対する表示内容は,不正となる場合があります。