pdls【-d stj】ユニット及びサーバごとの統計情報出力種別の指定有無の表示

機能

次に示す情報を表示します。

形式

 pdls -d stj 〔-s サーバ名〕

            〔{-x ホスト名〔,ホスト名〕…|-u ユニット識別子〔,ユニット識別子〕…}〕

オプション

統計情報出力種別の指定有無を表示するサーバ名を指定します。省略した場合,すべてのサーバが表示対象になります。

特定のホストについて情報を表示したい場合,そのホスト名を指定します。

-sオプションと同時に指定した場合は,-sオプションの指定が有効となり,-xオプションの指定は無視されます。また,複数のホスト名を指定する場合,コンマの前後には空白を含めないでください。

特定のユニットについて情報を表示したい場合,そのユニット識別子を指定します。

-sオプションと同時に指定した場合は,-sオプションの指定が有効となり,-uオプションの指定は無視されます。また,複数のユニット識別子を指定する場合,コンマの前後には空白を含めないでください。

注意事項

  1. pdls -d stjコマンドのリターンコードは,0の場合は正常終了,8の場合は異常終了となります。
  2. 統計情報出力中にファイル障害が発生した場合,pdls -d stjコマンドによる統計情報出力指定有無の表示は,統計情報出力が指定されていない表示になります。
  3. HiRDB/シングルサーバの場合,SQLオブジェクト転送に関する統計情報,外部サーバの稼働に関する統計情報,及び外部サーバの利用状況に関する統計情報は表示されません。
  4. HiRDB External Data Accessが組み込まれていない場合でも,fsv及びhbaのヘッダは表示されます。

出力形式

HOSTNAME : aa...a(bbccdd)
UNITID      sys
eeee         h
INTERVAL : ff...f
 SVID       sys uap sql buf fil dfw idx sop dop pcd sqh obj fsv hba
 gg...g      i   j   k   l   m   n   o   p   q   r   s   t   u   v
   :                             :

[説明]
aa...a
ホスト名(32文字以内)
bbccdd
pdls -d stjコマンド実行時刻(時分秒)
eeee
ユニット識別子(4文字)
ff...f
システムの稼働に関する統計情報出力の時間間隔を分単位で表示します。システムの稼働に関する統計情報出力が指定されていない場合には0を表示します(10進数4けた以内)。
gg...g
サーバ名(8文字以内)
ユニット内にサーバがない場合には,"********"を表示します。
次に示すh~vで,該当する統計情報の出力が指定されている場合には"*"を表示します。指定されていない場合には空白を表示します。ただし,1:1スタンバイレス型系切り替え機能を使用している代替BESユニットの場合は,hに"-"を表示します。
h
ユニット単位のシステムの稼働に関する統計情報
i
サーバ単位のシステムの稼働に関する統計情報
j
UAPに関する統計情報
k
SQLに関する統計情報
l
グローバルバッファプールに関する統計情報
m
データベース操作に関するHiRDBファイルの統計情報
n
デファードライト処理に関する統計情報
o
インデクスに関する統計情報
p
SQL静的最適化に関する統計情報
q
SQL動的最適化に関する統計情報
r
SQLオブジェクト実行に関する統計情報
s
SQL文の履歴に関する統計情報
t
SQLオブジェクト転送に関する統計情報
u
外部サーバの稼働に関する統計情報
v
外部サーバの利用状況に関する統計情報