pdlogucatアンロードログファイルの情報表示

機能

アンロードログファイルの情報を表示します。

作成したアンロードログファイルの内容を調べたい場合にpdlogucatコマンドを使用します。

実行者

HiRDB管理者が実行できます。

形式

 pdlogucat 〔-k {std|csv}〕 アンロードログファイル名

オプション

情報の出力形式を指定します。

std:
固定フィールド+ヘッダ情報の形式で出力します。
csv:
CSV形式で出力します。

コマンド引数

アンロードログファイルの名称を絶対パス名で指定します。

なお,HiRDBファイルシステム領域に作成したアンロードログファイルを指定する場合,パス名は最大167文字となります。

規則

  1. pdlogucatコマンドは,HiRDBの稼働に関係なく実行できます。
  2. pdlogucatコマンドは,アンロードログファイルがあるホストのサーバマシンで実行してください。

注意事項

  1. pdlogunldコマンド,又は自動ログアンロード機能で作成中のアンロードログファイルに対しては,pdlogucatコマンドを実行しないでください。実行した場合,不正な情報が表示されることがあります。
  2. pdlogucatコマンドのリターンコードは,0の場合は正常終了,8の場合は異常終了となります。

出力形式

ヘッダの行は1行で表示され,その後にファイル情報が1行で表示されます。
表示できる情報がない項目には*が入ります。
バージョン07-02より前のアンロードログファイルを指定した場合,サーバランID,及びファイルグループ名は*となります。
aa....aa:
ホスト名(32文字以内)
bbccdd:
pdlogucatコマンドを実行した時刻(時分秒)
eee:
ファイル種別
sys:システムログファイル
fffff:
システムが使用する内部情報
gggg:
HiRDB識別子
hhhh:
ユニット識別子
ii....ii:
システムが使用する内部情報
jjjjjjjj:
システムログランID(16進数)
kkkkkkkk:
サーバランID(16進数)
ll....ll:
サーバ名(8文字以内)
mm....mm:
ファイルグループ名(8文字以内)
nnnn/oo/pp qq:rr:ss:
現用のシステムログファイルの割り当て時刻(年/月/日 時:分:秒)
tt....tt:
世代番号(16進数8文字以内)
uuuu/vv/ww xx:yy:zz:
アンロードログファイル作成開始時刻(年/月/日 時:分:秒)
AA....AA:
先頭ログブロック番号(16進数8文字以内)
BB....BB:
システムが使用する内部情報
CC....CC:
システムログのアンロードの完了状態
completed:正しく作成されたアンロードログファイル
failed:作成途中で中断されたアンロードログファイル
 
表示できる情報がない場合,その項目は空要素として表示されます。例えば,システムログランIDが表示されない場合は「aaa,bbbbb,cccc,dddd,ee....ee,,gggggggg,…」となります。
バージョン07-02より前のアンロードログファイルを指定した場合,サーバランID,及びファイルグループ名は空要素として表示されます。
DAT形式で出力する場合の出力規則については,「1.5.3 コマンド実行結果をDAT形式で出力する場合の規則」を参照してください。
aaa:
ファイル種別
sys:システムログファイル
bbbbb:
システムが使用する内部情報
cccc:
HiRDB識別子
dddd:
ユニット識別子
ee....ee:
システムが使用する内部情報
ffffffff:
システムログランID(16進数)
gggggggg:
サーバランID(16進数)
hh....hh:
サーバ名(8文字以内)
ii....ii:
ファイルグループ名(8文字以内)
jjjjjjjj:
現用のシステムログファイルの割り当て時刻(16進数通算秒)
kk....kk:
世代番号(16進数8文字以内)
llllllll:
アンロードログファイル作成開始時刻(16進数通算秒)
mm....mm:
先頭ログブロック番号(16進数8文字以内)
nnnnnn:
システムが使用する内部情報
o:
システムログのアンロードの完了状態
0:正しく作成されたアンロードログファイル
1:作成途中で中断されたアンロードログファイル