pdstart(HiRDBシステム・ユニット・サーバの開始)
機能
HiRDBシステム,ユニット,又はサーバを開始します。また,再開始する場合もこのコマンドを実行します。
実行者
HiRDB管理者が実行できます。
形式
pdstart 〔{-i|-r|dbdestroy}〕 |
pdstart 〔{-i|-r|dbdestroy}〕 |
pdstart {-x ホスト名|-u ユニット識別子} 〔{-r|dbdestroy}〕 |
pdstart -s サーバ名 |
pdstart -a〔-sフロントエンドサーバ名〕 |
pdstart -q 〔-r〕 |
pdstart -q -c |
pdstart 〔{-x ホスト名|-u ユニット識別子}〕 -s サーバ名 |
オプション
HiRDBシステムの開始モードを指定します。省略した場合,前回の終了モードが正常終了であれば正常開始,前回の終了モードが強制終了,又は異常終了であれば再開始となります。再開始時には,データベースの回復処理をします。
ユニットを開始したい場合に指定します。
-r及びdbdestroyについては,{-i|-r|dbdestroy}の説明を参照してください。
サーバを開始する場合,開始するサーバの名称を指定します。
フロントエンドサーバのSUSPEND状態(データディクショナリ用RDエリアの回復待ちや,ディクショナリサーバの起動待ちなどの状態)の原因を取り除いた後に,フロントエンドサーバを起動するときに指定します。-sの指定の有無に関係なく,障害が発生したすべてのフロントエンドサーバが起動されます。
HiRDB/パラレルサーバでユニットを開始する場合に指定します。また,スタンバイ型系切り替え機能を適用している場合で,待機ユニットを開始する場合に指定します。
-qオプションを指定する場合,開始したいユニットに対応するホスト(システム共通定義のpdunitの-x又は-cオペランドに指定したホスト)に直接ログインして実行します。
-qオプションを指定した場合,システム定義のpd_reduced_check_timeオペランドの値(省略時は20分)までに,すべてのユニットを開始する必要があります。ユニットが開始できない場合,HiRDBの開始処理は中止されます。
-rについては,{-i|-r|dbdestroy}の説明を参照してください。
1:1スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合,代替部を待機状態にするときに指定します。次の場合に指定してください。
pdstart -q -cコマンドを実行する場合,待機状態にする代替部のホスト(システム定義のpdunitオペランドの-xに指定したホスト)に,直接ログインして実行してください。
規則
注意事項