5.4.5 idxwork文(インデクス情報ファイル用ディレクトリの情報の記述)
index文を省略した場合に,自動的にインデクス情報ファイルが作成されるディレクトリの名称を指定します。
- <適用基準>
- システム定義のpd_tmp_directoryオペランド及び環境変数TMPを指定していない場合,idxwork文は,%PDDIR%¥tmpディレクトリの容量不足を発生させないよう,できるだけ指定するようにしてください。
- <規則>
- index文,及びidxwork文を省略した場合,インデクス格納RDエリアがあるサーバの表5-57に示すディレクトリにインデクス情報ファイルが作成されます。
- idxwork文は,次の数だけ指定できます。
【HiRDB/シングルサーバの場合】
一つだけidxwork文を指定します。
【HiRDB/パラレルサーバの場合】
分割格納された表のインデクスの場合,分割格納先のサーバの数だけidxwork文を指定します。分割格納されていない表や,分割格納された表をRDエリア単位にデータロードする場合には一つだけ指定します。指定するサーバ名は,インデクス格納RDエリアがあるサーバの名称を指定します。
- idxwork文とindex文を同時に指定した場合,index文の指定が有効となり,idxwork文の指定は無視されます。
- <この項の構成>
- (1) 形式
- (2) 説明
- (3) 注意事項
(1) 形式
(2) 説明
(a) サーバ名
~<識別子>((1~8))
インデクス情報ファイルを作成するサーバの名称を指定します。
- 【HiRDB/シングルサーバの場合】
- HiRDB/シングルサーバの場合は指定しないでください。シングルサーバの名称を指定しても無視されます。
- 【HiRDB/パラレルサーバの場合】
- インデクス情報ファイルを作成するサーバの名称を指定します。
(b) ディレクトリ名
~<パス名>((1~255))
インデクス情報ファイルを作成するディレクトリの名称を絶対パス名で指定します。
(3) 注意事項
自動作成されるインデクス情報ファイルの名称を次に示します。
ディレクトリ名¥INDEX-インデクス名-インデクス格納用RDエリア名
-一意となる文字列
- (例)
- idxwork文のディレクトリ名がc:¥hirdb¥pdload,インデクス名がIDX1,インデクス格納用RDエリア名がUSER01の場合,作成されるインデクス情報ファイルの名称は次のようになります。
c:¥hirdb¥pdload¥INDEX-IDX1-USER01-aaaa00001
- 注意
- インデクス名又はインデクス格納RDエリア名に¥が含まれている場合,¥をファイルパス名に使用するとパスセパレータとして扱われるため,「¥」を「(」に置き換えます。