付録C.1 RDエリアの状態遷移

運用コマンド実行時のRDエリアの状態遷移を次の表,及び表C-2に示します。

表C-1 RDエリアの状態遷移(1/2)

RDエリアの状態(遷移前)RDエリアの状態(遷移後)
オープン閉塞クローズ閉塞,かつクローズ参照可能閉塞参照可能閉塞,かつクローズ
オープン※1pdholdトランザクション終了※3pdhold -cpdhold -i×
閉塞pdrels又はpdrels -o×pdclosepdhold -i×
クローズpdopen,pdrels -o,又はトランザクション開始※2×pdhold又はpdhold -c×pdhold -i
閉塞,かつクローズpdrels -opdopenpdrels×pdhold -i
参照可能閉塞pdrels又はpdrels -o×××pdclose又はトランザクション終了※3
参照可能閉塞,かつクローズ××pdrelspdhold又はpdhold -cpdopen又はトランザクション開始※2
参照可能バックアップ閉塞pdrels又はpdrels -o×××××
参照可能バックアップ閉塞,かつクローズpdrels -o×pdrels×××
更新可能バックアップ閉塞pdrels又はpdrels -o×××××
更新可能バックアップ閉塞,かつクローズpdrels -o×pdrels×××
(凡例)
-:該当しません。
×:遷移後のRDエリアの状態に遷移できません。
注※1
pdcloseコマンドを実行すると,閉塞されていないためエラーとなります。
注※2
RDエリアのオープン契機がDEFER又はSCHEDULEの場合に状態が遷移します。
注※3
RDエリアのオープン契機がSCHEDULEの場合に状態が遷移します。

表C-2 RDエリアの状態遷移(2/2)

RDエリアの状態(遷移前)RDエリアの状態(遷移後)
参照可能バックアップ閉塞参照可能バックアップ閉塞,かつクローズ更新可能バックアップ閉塞更新可能バックアップ閉塞,かつクローズ
オープン※1pdhold -b×pdhold -b -u×
閉塞××××
クローズpdhold -b※5×pdhold -b -u※5×
閉塞,かつクローズ×pdhold -b※2×pdhold -b -u※2
参照可能閉塞××××
参照可能閉塞,かつクローズ××××
参照可能バックアップ閉塞トランザクション終了※3又はpdclose※4××
参照可能バックアップ閉塞,かつクローズトランザクション開始※2又はpdopen※4××
更新可能バックアップ閉塞××トランザクション終了※3
更新可能バックアップ閉塞,かつクローズ××トランザクション開始※2
(凡例)
-:該当しません。
×:遷移後のRDエリアの状態に遷移できません。
注※1
pdcloseコマンドを実行すると,閉塞されていないためエラーとなります。
注※2
RDエリアのオープン契機がDEFER又はSCHEDULEの場合に状態が遷移します。
注※3
RDエリアのオープン契機がSCHEDULEの場合に状態が遷移します。
注※4
参照可能バックアップ閉塞(更新WAITモード)でない場合,状態が遷移します。
注※5
RDエリアのオープン契機がDEFERの場合に状態が遷移します。