スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(Windows(R)用)
- 19) pd_rpc_trace = Y | N
- RPCトレース情報を取得するかどうかを指定します。RPCトレース情報には,HiRDBの保守情報が出力されます。
- 通常,このオペランドは省略してください。
- Y:RPCトレースを取得します。
- N:RPCトレースを取得しません。
- 《注意事項》
- このオペランドにYを指定すると,通信性能が低下します。
- 《オペランドの省略値》
- このオペランドを省略すると,サーバ共通定義,ユニット制御情報定義,システム共通定義の優先順位で,同じオペランドの指定値が有効となります。サーバ共通定義,ユニット制御情報定義,及びシステム共通定義の同じオペランドも省略すると,Nが仮定されます。
- 20) pd_rpc_trace_name = "RPCトレースを取得するファイル名称"
- 〜<254文字以内のパス名>
- RPCトレースファイルの名称を絶対パス名で指定します。RPCトレースファイルとして,指定したファイル名の後に1,2,l(エル)を付けた三つのファイルが作成されます。
- 《注意事項》
- このオペランドで指定したディレクトリ下に,最大「pd_rpc_trace_sizeの値×2」の大きさのファイルが作成されます。ファイル容量に注意してください。
- 《オペランドの省略値》
- このオペランドを省略すると,サーバ共通定義,ユニット制御情報定義,システム共通定義の優先順位で,同じオペランドの指定値が有効となります。サーバ共通定義,ユニット制御情報定義,及びシステム共通定義の同じオペランドも省略すると,次に示す値が仮定されます。
- %PDDIR%\spool\rpctr
- 21) pd_rpc_trace_size = RPCトレースを取得するファイルの容量
- 〜<符号なし整数>((1024〜2147483648))(単位:バイト)
- RPCトレースファイルの容量をバイト単位で指定します。
- このオペランド指定値は,"RPCトレースファイル"1及び"RPCトレースファイル"2のそれぞれの容量となります。
- 《指定値の目安》
- RPCトレースは,すべてのプロセス間の通信電文が一つのファイルに時系列に蓄積されます。その量がこの指定値を超えると,もう一方のファイルにトレースデータの出力を切り替えます。古いトレースは上書きされて消去されます。このため,指定値が小さいと十分なトレースを取得できなくなり,トラブルシュートが困難になることがあります。したがって,このオペランドには1,000,000以上の値を指定してください。
- 《注意事項》
- このオペランドで指定した値はRPCトレースファイルl(エル)の容量に影響を与えません。RPCトレースファイルl(エル)の容量は0バイト固定です。
- 《オペランドの省略値》
- このオペランドを省略すると,サーバ共通定義,ユニット制御情報定義,システム共通定義の優先順位で,同じオペランドの指定値が有効となります。サーバ共通定義,ユニット制御情報定義,及びシステム共通定義の同じオペランドも省略すると,4096が仮定されます。
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