スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(Windows(R)用)
項目 | pd_work_buff_mode=eachの場合 | pd_work_buff_mode=poolの場合 |
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利点 | 作業表バッファ長が大きいと,データ操作時に発生する作業表用ファイルへの入出力回数を削減できるため,作業表を使用するSQLの実行時間を削減できます。ただし,各サーバのプロセス固有メモリを使用するので,システム全体のメモリ量(実メモリ,仮想メモリ)を考慮して指定してください。 特にpd_work_buff_mode=eachの場合,メモリは「pd_work_buff_sizeの値×必要作業表数」分確保されます。したがって,必要以上に大きな値を指定すると,ほかのプロセスで仮想メモリ不足が生じることがあります。 |
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適用基準 | 大量データを検索して,結合,ORDER BY,GROUP BYなどの操作をする場合に指定します。このとき,pd_work_buff_mode = poolを指定してください。 | |
指定値の目安 |
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注意事項 | 複数のユーザが同時に実行する場合,及び複数個の作業表を使用するSQL文などを実行する場合には,指定したサイズのバッファが,個々の作業表ごとに確保されます。そのため,大きな値を指定するとメモリを圧迫する原因となります。 | SQL文単位に使用する作業表の数に比べて作業表用バッファ長に指定した値が小さいと,eachを指定した場合に比べて処理時間が増加することがあります。具体的には,「SQL文単位の作業表最大数×128」以上の値を指定してください。SQL文単位の作業表最大数の見積もり式は次のとおりです。 SQL文単位の作業表最大数=b+d |
オペランドの規則 | 指定値は,128の倍数を指定してください。128の倍数でない場合,自動的に128の倍数に切り上げられます。 |
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省略値 |
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