スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(Windows(R)用)
指定値 | HiRDBの処理方式 | 利点・適用基準 |
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interval | 共用メモリにある排他管理用領域を参照して,排他が解除されたかどうかを検知します。HiRDBは排他管理用領域を一定間隔(一定のインターバル)で参照しています。インターバル時間は,pd_lck_release_detect_intervalオペランドで指定します。 | 資源を占有している処理が排他を解除しても,次の排他管理用領域の参照時までそれを検知できません。このため,1トランザクションの処理時間が短いUAPでは,排他待ち時間が長くなることがあります。ただし,この待ちではCPUに負荷を掛けたり,ファイルをオープンしたりしません。 pd_lck_release_detect_intervalオペランドに小さい値を指定すると,CPU利用率が上がり過ぎてスループットが伸びないことがあります。低速なCPUを使用している場合に,CPU負荷を軽減する効果があります。 |
pipe | セマフォを使用して排他が解除されたかどうかを検知します。資源を占有している処理から排他待ちをしている処理に排他解除が通知されます。排他占有プロセスが排他を解除した時点で,排他待ちプロセスは排他の解除を検知できます。 |
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