スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(Windows(R)用)
| 項目 | オペランドの指定値 | |
|---|---|---|
| Y | N | |
| LRU管理 | すべてのグローバルバッファをLRUで管理し,グローバルバッファが不足したときは,グロ−バルバッファプール内で最も古くアクセスしたグローバルバッファをメモリから追い出します。 | バイナリデータが格納された分岐行ページのグローバルバッファのLRU管理を抑止し,最も古くアクセスしたページとしてキャッシュします。グローバルバッファが不足したときは,バイナリデータが格納された分岐行ページのグローバルバッファをメモリから追い出します。 |
| メリット | アクセスデータの種類に関係なく,グローバルバッファを均等に使用するため,UAPの性能が偏りません。 | サイズが大きいバイナリデータに連続してアクセスしても,グローバルバッファからバイナリデータを優先的に追い出すため,バイナリデータ以外の検索性能を維持できます。 |
| デメリット | サイズが大きいバイナリデータに連続してアクセスするとグローバルバッファから直近にアクセスしたデータが追い出されるため,バイナリデータ以外の検索性能が低下します。 |
|
| 指定値 | HiRDBの処理方式と特徴 | 特徴 | |
|---|---|---|---|
| レスポンス タイム |
CPU使用率 | ||
| pipe | 排他解除プロセスから排他獲得待ちプロセスに,パイプファイルを使用して排他の解除を通知します。 レスポンスタイムがジョブ多重度の影響を受けません。そのため,interval又はswitchを指定したときに比べてレスポンスタイムが一定しています。 |
長い | 低い |
| interval | 排他が掛けられているかを排他獲得待ちプロセスが定期的にチェックします。 レスポンスタイムがジョブ多重度の影響を受けます。そのため,ジョブ多重度が大きくなれば,レスポンスタイムも長くなります。 |
短い | 高い |
| switch | 基本的な処理方式はintervalと同じです。 intervalを指定したときに比べて,CPUを効果的に利用するため,CPU使用率がintervalを指定したときに比べて低くなります。 ただし,intervalを指定したときに比べてチューニングが難しくなります。 |
短い | 中 |
| pd_dbbuff_rate_updpageオペランドの指定 | デファードライトトリガ契機の更新バッファ面数 |
|---|---|
| あり | グローバルバッファ面数×pd_dbbuff_rate_updpageオペランドの指定値 |
| なし | HiRDBが自動計算します。 |
| グローバルバッファ制御情報トレース取得機能 | レベル値 |
|---|---|
| シンクポイント出力同期制御情報取得機能 | 1 |
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