スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(Windows(R)用)
- 100) pd_statistics = Y | N
- HiRDBの開始時から統計ログを取得するかどうかを指定します。
- Y:HiRDBの開始時から統計ログを取得します。
- N:HiRDBの開始時から統計ログを取得しません。
- Yを指定した場合,取得する統計ログはユニット全体のシステムの稼働に関する統計情報だけです。サーバ別の情報,又はシステムの稼働に関する統計情報以外の情報が必要なときは,HiRDBの開始完了後に一度pdstendコマンドで統計情報取得を停止し,改めてpdstbeginコマンドで統計情報取得を開始する必要があります。
- なお,Nを指定した場合でも,pdstbeginコマンドを入力すれば,HiRDBの稼働中に統計ログを取得できます。
- 《注意事項》
- 次に示す場合は統計ログを取得できません。
- pdstbeginオペランドを指定している場合
- 1:1スタンバイレス型系切り替え機能を使用していて,代替BESユニットに系を切り替える場合
- 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用しているユニットの場合
- ユニット内に開始しているサーバが存在しない場合
- 101) pd_stj_file_size = 統計ログファイルの最大容量
- 〜<符号なし整数>((64〜1000000))《1024》(単位:キロバイト)
- 統計ログファイルの最大容量をキロバイト単位で指定します。統計ログファイルは二つあり,統計ログの出力量がここで指定した最大容量に達したときに統計ログファイルをスワップします。
- 《指定値の目安》
-
- 102) pd_stj_buff_size = 統計ログバッファ長
- 〜<符号なし整数>((32〜512))《32》(単位:キロバイト)
- 統計ログバッファの大きさを指定します。
- 《指定値の目安》
- 次に示す統計情報を出力しない場合は,仮定値である32で問題ありません。
- SQLオブジェクト実行に関する統計情報
- SQLオブジェクト転送に関する統計情報
- これらの統計情報を出力する場合は,次に示す計算式で求めた値に32を加算して指定してください。ただし,512を超えた場合は,512を指定してください。
- (a÷1024)×(0.03÷b)
- a:統計ログ出力量(バイト)
- 「付録C.1 統計ログファイル(pd_stj_file_size)の見積もり式」を参照してください。
- b:統計情報の出力時間(秒)
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2017, Hitachi, Ltd.