スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(Windows(R)用)
SQL最適化オプションの機能 | 識別子 | 符号なし 整数 |
S | P |
---|---|---|---|---|
ネストループジョイン強制 | "FORCE_NEST_JOIN" | 4 | ○ | ○ |
複数のSQLオブジェクト作成 | "SELECT_APSL" | 10 | ○ | ○ |
フロータブルサーバ対象拡大(データ取り出しバックエンドサーバ) | "FLTS_INC_DATA_BES" | 16 | × | ○ |
ネストループジョイン優先 | "PRIOR_NEST_JOIN" | 32 | ○ | ○ |
フロータブルサーバ候補数の拡大 | "FLTS_MAX_NUMBER" | 64 | × | ○ |
ORの複数インデクス利用の優先 | "PRIOR_OR_INDEXES" | 128 | ○ | ○ |
自バックエンドサーバでのグループ化,ORDER BY,DISTINCT集合関数処理 | "SORT_DATA_BES" | 256 | × | ○ |
ANDの複数インデクス利用の抑止 | "DETER_AND_INDEXES" | 512 | ○ | ○ |
グループ分け高速化処理 | "RAPID_GROUPING" | 1024 | ○ | ○ |
フロータブルサーバ対象限定(データ取り出しバックエンドサーバ) | "FLTS_ONLY_DATA_BES" | 2048 | × | ○ |
データ収集用サーバの分離機能 | "FLTS_SEPARATE_COLLECT_SVR" | 2064 | × | ○ |
インデクス利用の抑止(テーブルスキャン強制) | "FORCE_TABLE_SCAN" | 4096 | ○ | ○ |
複数インデクス利用の強制 | "FORCE_PLURAL_INDEXES" | 32768 | ○ | ○ |
更新SQLの作業表作成抑止 | "DETER_WORK_TABLE_FOR_UPDATE" | 131072 | ○ | ○ |
探索高速化条件の導出 | "DERIVATIVE_COND" | 262144 | ○ | ○ |
スカラ演算を含むキー条件の適用 | "APPLY_ENHANCED_KEY_COND" | 524288 | ○ | ○ |
プラグイン提供関数からの一括取得機能 | "PICKUP_MULTIPLE_ROWS_PLUGIN" | 1048576 | ○ | ○ |
導出表の条件繰り込み機能 | "MOVE_UP_DERIVED_COND" | 2097152 | ○ | ○ |
SQL拡張最適化オプションの機能 | 識別子 | 符号なし整数 |
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コストベース最適化モード2の適用 | "COST_BASE_2" | 1 |
ハッシュジョイン,副問合せのハッシュ実行※1 | "APPLY_HASH_JOIN" | 2 |
値式に対する結合条件適用機能 | "APPLY_JOIN_COND_FOR_VALUE_EXP" | 32 |
ジョインを含むSQL文の外部サーバ実行の抑止※1※2 | "DETER_JOIN_SQL" | 67108864 |
直積を含むSQL文の外部サーバ実行の強制※1※2 | "FORCE_CROSS_JOIN_SQL" | 134217728 |
無条件に生成する,外部サーバで実行できる探索高速化条件の導出の抑止※1※2 | "DETER_FSVR_DERIVATIVE_COND" | 1073741824 |
作業表の 処理区分 |
変数名 | 値 | HiRDBの処理方式 |
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ANDの複数インデクス利用時の排他取得方式※1 | a | 0 | アクセスパスとしてANDの複数インデクス利用が選択されると,探索条件中で探索に使用するインデクスが定義された列を含む述語のうち一つでも真となるデータがある場合,そのデータに対して共用モード(PR)で排他が掛かります。 このため,排他オプション※2にWITH EXCLUSIVE LOCKを指定しても,排他モード(EX)ではなく,共用モード(PR)で排他が掛かります。 |
1 | アクセスパスとしてANDの複数インデクス利用が選択されると,探索処理中には,探索条件の中で探索に使用するインデクスが定義された列を含む述語のうち一つでも真となるデータがある場合,そのデータに対して指定したモードで排他が掛かります。ただし,1件目のデータの探索完了までは,探索に使用したインデクスが定義された列に対する述語を論理演算し,偽となったデータについては排他が解除されます。 | ||
作業表用バッファの自動増分時のメッセージ出力抑止※3 | b | 0 | 作業表用バッファの自動増分時,KFPH29008-Iメッセージを出力します。このメッセージは各サーバプロセスの初回の作業表用バッファの自動増分時に出力されます。 |
8 | 作業表用バッファの自動増分時,KFPH29008-Iメッセージを出力しません。 |
作業表の 処理区分 |
値 | 指定値の目安 |
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ANDの複数インデクス利用時の排他取得方式 | 0 | 0を指定すると排他を解除する処理が実行されない分,SQLの処理時間が短縮されます。ただし,複数のユーザが同時に同一表を,ANDの複数インデクス利用で更新をするとデッドロックになることがあります。デッドロックを避けるには1を指定してください。 |
1 | 1を指定すると排他を解除する処理が実行される分,SQLの処理時間が増加します。しかし,最終的な排他範囲は狭くなるので,更新UAPの同時実行性が向上します。 | |
作業表用バッファの増分確保メッセージの出力抑止 | 0 | 0を指定すると,作業表用バッファの増分確保がされたかどうかを監視できます。 |
8 | 8を指定すると,メッセージの出力量を削減できます。 |
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