スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(Windows(R)用)

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1.2.1 HiRDBシステム定義の種類

HiRDBシステム定義は次の表に示す定義で構成されています。HiRDB管理者は各定義のオペランドの指定値を決めてください。

表1-4 HiRDBシステム定義の種類(HiRDB/パラレルサーバの場合)

定義の種類 内容
システム共通定義 HiRDBの構成及び共通情報を定義します。一つのユニットに一つ必要です。なお,各ユニットのシステム共通定義の内容は同一にしてください。
システム共通定義のオペランドについては,「2.システム共通定義」を参照してください。
ユニット制御情報定義 ユニットの制御情報を定義します。一つのユニットに一つ必要です。ユニット制御情報定義のオペランドについては,「3.ユニット制御情報定義」を参照してください。
サーバ定義 サーバ共通定義 各サーバ定義のオペランドの仮定値を定義します。必要に応じて定義してください。サーバ共通定義のオペランドについては,「4.サーバ共通定義」を参照してください。
フロントエンドサーバ定義 フロントエンドサーバの実行環境を定義します。一つのフロントエンドサーバに一つ必要です。フロントエンドサーバ定義のオペランドについては,「6.フロントエンドサーバ定義」を参照してください。
ディクショナリサーバ定義 ディクショナリサーバの実行環境を定義します。一つのディクショナリサーバに一つ必要です。ディクショナリサーバ定義のオペランドについては,「7.ディクショナリサーバ定義」を参照してください。
バックエンドサーバ定義 バックエンドサーバの実行環境を定義します。一つのバックエンドサーバに一つ必要です。バックエンドサーバ定義のオペランドについては,「8.バックエンドサーバ定義」を参照してください。
UAP環境定義 UAPの実行環境を定義します。必要に応じて定義してください。UAP環境定義はフロントエンドサーバがあるユニットに作成します。マルチフロントエンドサーバの場合は,UAP環境定義を適用したいフロントエンドサーバに定義してください。UAP環境定義のオペランドについては,「9.UAP環境定義」を参照してください。UAP環境定義は最大4096個作成できます。
SQL予約語定義 SQL予約語削除機能使用時に必要です。SQLの予約語を定義します。フロントエンドサーバがあるユニットに定義します。マルチフロントエンドサーバの場合は,フロントエンドサーバがある各ユニットに同一内容のSQL予約語定義が必要です。SQL予約語削除機能については,pd_delete_reserved_word_fileオペランドを参照してください。
外部サーバ情報定義 外部サーバへの接続環境を定義します。接続する外部サーバごとに定義します。外部サーバ接続用のバックエンドサーバがあるユニットに定義します。HiRDB External Data Access機能使用時に必要です。外部サーバ情報定義のオペランドについては,次に示す章を参照してください。
Hub最適化情報定義 HiRDB External Data Access機能の最適化情報を定義します。フロントエンドサーバがあるユニットに定義します。マルチフロントエンドサーバの場合は,各ユニットに同一内容のHub最適化情報定義が必要です。
HiRDB External Data Access機能使用時に必要です。Hub最適化情報定義のオペランドについては,「13.Hub最適化情報定義」を参照してください。