スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(Windows(R)用)
HiRDB管理者は次に示すどれかの方法でHiRDBシステム定義を作成してください。
作成したHiRDBシステム定義は次の表に示すファイルに格納してください。なお,次の表に示すファイルを総称してHiRDBシステム定義ファイルといいます。
表1-2 HiRDBシステム定義を格納するファイル(HiRDB/シングルサーバの場合)
定義の種類 | 格納ファイル名 |
---|---|
システム共通定義 | %PDDIR%\conf\pdsys |
ユニット制御情報定義 | %PDDIR%\conf\pdutsys |
サーバ共通定義※1 | %PDDIR%\conf\pdsvrc |
シングルサーバ定義 | %PDDIR%\conf\サーバ名※2 |
UAP環境定義 | %PDDIR%\conf\pduapenv\任意の名称※3 |
SQL予約語定義 | %PDDIR%\conf\pdrsvwd\任意の名称※3 |
簡易セットアップツールでHiRDBの環境設定をする場合は,簡易セットアップツールでHiRDBシステム定義を作成します。簡易セットアップツールで指定した情報を基にして,自動的にHiRDBシステム定義が作成され,表1-2に示すファイルに格納されます。HiRDB管理者は,必要に応じて簡易セットアップツールで定義内容(オペランドの指定値)を変更してください。なお,UAP環境定義及びSQL予約語定義は簡易セットアップツールでは作成できません。
バッチファイルでHiRDBの環境設定をする場合は,HiRDBが自動的にHiRDBシステム定義を作成します(表1-2に示すファイルに格納されます)。HiRDB管理者は,必要に応じてメモ帳などのテキストエディタで定義内容(オペランドの指定値)を変更してください。
なお,UAP環境定義及びSQL予約語定義はバッチファイルで作成できません。
コマンドでHiRDBの環境設定をする場合は,メモ帳などでHiRDBシステム定義を作成します。HiRDBの実行環境に合わせて,HiRDBシステム定義の各オペランドを指定してください。
なお,HiRDBシステム定義を作成した後に,pdconfchkコマンドでHiRDBシステム定義のオペランドの整合性をチェックしてください。チェック対象となるオペランドについては,「付録E pdconfchkコマンドでチェックできるオペランド」を参照してください。
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