スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)

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付録D.3 HiRDBシステム定義の変更

実行者 HiRDB管理者

付録D.2 バッチファイルによるHiRDBの環境設定」で説明した作業を終えると,HiRDBシステム定義が作成されています。必要に応じて,HiRDBシステム定義を変更してください。HiRDBシステム定義を変更する場合は,HiRDBを正常終了させてください。その後,HiRDBシステム定義を変更してください。

HiRDBシステム定義変更(作成時)の注意を次に示します。

注意事項
  1. HiRDBシステム定義ファイルのパーミッションは,ファイルの所有者(HiRDB管理者)にだけ,読み込み権限及び書き込み権限を持たせるように設定,維持するようにしてください。
  2. システム共通定義のpdunitオペランドを指定する場合,HiRDB運用ディレクトリには環境変数PDDIRと同じ指定をしてください。大文字及び小文字も同じ指定にしてください。
  3. システム共通定義のpdstartオペランドとpdunitオペランドの-xに指定するホスト名は同じにしてください。そのホスト名は,コマンドプロンプトでhostnameを実行すると得られます。
  4. システム共通定義のTZオペランド(タイムゾーン)の指定(省略時はJST-9)と,サーバマシンのシステム環境変数TZが同じであることを確認してください。コマンドプロンプトでsetコマンドを入力すると,サーバマシンの環境変数が表示されます。システム環境変数TZが未設定又は内容がシステム共通定義のTZオペランドと異なる場合は,HiRDBの動作が保障できません。システム環境変数は[コントロールパネル]の[システム]をダブルクリックして,[システムのプロパティ]の[環境]タブで切り替わる画面に設定します。
  5. HiRDBシステム定義ファイルには,.txtなどの拡張子を付けないでください。