スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)

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22.1.1 サンプルファイルのファイル名

ここでは,下記のサンプルのファイル名について説明します。

<この項の構成>
(1) サンプルオーディットのファイル名
(2) サンプルデータベースのファイル名
(3) サンプルコンフィグレーションのファイル名
(4) サンプルUOCのファイル名

(1) サンプルオーディットのファイル名

サンプルオーディットは,JP1/NETM/Auditとの連携で使用するサンプルファイルです。ファイル名とその内容を次の表に示します。

表22-1 サンプルオーディットのファイル名と内容

ファイル名 内容
HiRDB.conf 製品定義ファイル
admjevlog_HiRDB.conf 動作定義ファイル
sampleaud1 検索条件定義ファイル
sampleaud2

これらのサンプルファイルを使用した環境設定については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」の「JP1/NETM/Auditとの連携」を参照してください。

(2) サンプルデータベースのファイル名

サンプルで使用するディレクトリ及びファイル名とその内容を次の表に示します。

表22-2 サンプルで使用するディレクトリ及びファイル名とその内容

ディレクトリ名
又はファイル名
内容 備考
tblecreate 表定義文(スキーマ定義を含む) pddef入力形式
loaddata データロード入力データ ディレクトリ
SEIGYO_FILE データロード用制御文

(3) サンプルコンフィグレーションのファイル名

サンプルコンフィグレーションの内容を次の表に示します。

ここで示す内容は,パラメタ間の関連性などを分かりやすくするために最小構成での指定値を例として示したもので,最適な値を示したものではありません。

表22-3 サンプルコンフィグレーションの内容

分類 内容 ファイル名 1
システム定義 システム共通定義 pdsys
ユニット制御情報定義 pdutsys
シングルサーバ定義 sds01
HiRDBファイルシステム領域の確保/初期化 次に示すHiRDBファイルシステム領域を作成するバッチファイル
  • RDエリア用のHiRDBファイルシステム領域
  • 作業表用ファイル用のHiRDBファイルシステム領域
fmkfile.bat
次に示すHiRDBファイルシステム領域を作成するバッチファイル
  • システムファイル用のHiRDBファイルシステム領域
fmkfs.bat
システムログ,シンクポイントダンプ及びステータスファイル初期化バッチファイル sysfint.bat
ログアンロード システムログファイルアンロード用バッチファイル logunld.bat 2
データベース初期設定ユティリティ
(pdinit)
RDエリアを作成するバッチファイルです。データベース初期設定ユティリティ(pdinit)を実行するバッチファイル initdb.bat
データベース初期設定ユティリティ(pdinit)の制御文を格納しているバッチファイル mkinit
コマンドの別名での実行 コマンドを別名で実行するための実行形式ファイルのひな形(バッチファイル) aliascmd.bat 2

注※1
ここではHiRDB/シングルサーバの場合のファイル名を示します。HiRDB/パラレルサーバの場合は,%PDDIR%\HiRDEF\readme.txtを参照してください。

注※2
logunld.batは%PDDIR%\sampleディレクトリ下に,aliascmd.batは%PDDIR%\sample\sampleconfディレクトリ下に格納されます。

(4) サンプルUOCのファイル名

次に示すUOCを格納しています。サンプルUOCの内容を次の表に示します。

UOCについては,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。

表22-4 サンプルUOCの内容

ファイル名 内容
sample1.c DAT形式入力ファイルをデータベース作成ユティリティ(pdload)が入力するUOCの例です。
sampleA.c 不要なデータをアンロードファイルに出力しないUOCの例です。