スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)
SQL文が使用する作業表用ファイルの容量は次に示す計算式で求めます。
SQL文が使用する作業表用ファイルの容量(単位:バイト)=MAX(a,b)×c |
1SQL文が使用する作業表用ファイルの容量は,次に示す計算式で求めます。
1SQL文が使用する作業表用ファイルの容量(単位:バイト)=a×b+c×d |
列情報作業表の容量は次に示す計算式で求めます。
列情報作業表の容量(単位:バイト) =↑a÷MIN{↓(b−48)÷c↓ ,255 }↑×b×2 |
作業表ページ長※=MAX{↑(作業表の行長+48)÷2048↑×2048 ,4096 } |
n 作業表の行長※= Σ Ai+2×n+6 i=1 |
表18-2 列情報作業表の行数の求め方
SQL文 | 列情報作業表の行数 |
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SELECT文 | 検索する個々の表から探索する行数の合計です。ただし,複数の表を結合していて結合結果行数の方が多い場合は,その行数となります。 |
CREATE INDEX文 | 表に格納している行数です。ただし,繰返し列に対するインデクスの場合は,インデクス構成列のうち一つの繰返し列の要素の総数となります。 |
表18-3 作業表の各列のデータ長及び列数の求め方
SQL文 | n | Ai |
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SELECT文 | 選択式に指定した列数+GROUP BY句に指定した列数+ORDER BY句に指定した列数+HAVING句に指定した列数+FOR UPDATE句を指定した場合は1 ただし,選択式にROWを指定している場合は表の全列数 |
左記の列ごとの実際の長さ ただし,長大データ(BLOB),定義長が256バイト以上の文字データ(各国・混在文字データも含む),バイナリデータのうち,下記に属さない列又は位置情報列の場合は12
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CREATE INDEX文 | 1(インデクス情報列)+1(位置情報列) |
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列情報作業表の最大数の求め方を次の表に示します。
表18-4 列情報作業表の最大数の求め方
SQL文 | 列情報作業表の最大数 |
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SELECT文 | 1. 〜10. の指定がない場合は,0になります。 1. 〜10. の指定がある場合は,対応する作業表増加数をすべて加算した値になります。
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CREATE INDEX文 | 2 |
位置情報作業表の容量は次に示す計算式で求めます。
位置情報作業表の容量(単位:バイト)=↑a÷184※↑×4096×2 |
SQL文 | 位置情報作業表の行数の求め方 |
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SELECT文 UPDATE文 DELETE文 |
探索時の条件中にインデクスを定義した列を含む述語が一つの場合,述語が真となる行数になります。二つ以上の場合,次の行数の合計値になります。
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位置情報作業表の最大数の求め方を次の表に示します。
表18-5 位置情報作業表の最大数の求め方
SQL文 | 位置情報作業表の最大数 |
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SELECT文 |
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UPDATE文 DELETE文 |
探索条件中にインデクスを定義した列がある場合,探索時に使用するインデクス数+1になります。 |
ASSIGN LIST文が使用する作業表用ファイルの容量は,次に示す計算式で求めます。
ASSIGN LIST文が使用する作業表用ファイルの容量(単位:バイト)= n Σ(Bi×2) i=1 |
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