スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)
HiRDB/パラレルサーバの各ユニットが使用するメモリ所要量は,次の表に示すすべての項目を加算した値です。
表15-7 HiRDB/パラレルサーバの各ユニットが使用するメモリ所要量
項目 | メモリ所要量(単位:キロバイト) | |||
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プロセス固有領域 | ユニットコントローラ全プロセスが使用するプロセス固有領域 | ●32ビットモードの場合 J+K×ユニット内FES数+L×(ユニット内BES数+ユニット内DS数)+↑{(64+48×(v+1))×(pd_max_server_processの値−w)+z}÷1024↑+aa ●64ビットモードの場合 J+K×ユニット内FES数+L×(ユニット内BES数+ユニット内DS数)+↑{(64+64×(v+1))×(pd_max_server_processの値−w)+z}÷1024↑+aa ●プラグインを使用する場合,加算します。 +1400 ●非同期READ機能を使用する場合,加算します。 +s ●pd_process_terminatorオペランドにfixedを指定した場合,加算します。 +M×(pd_process_terminator_maxの値−1) ●インメモリデータ処理を行う場合,加算します。 +↑{T×(pd_max_bes_processの値×2+7)×ユニット内BES数}÷1024↑ ●通信トレース格納最大数を変更する場合,加算します。 +↑V÷1024↑ |
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各サーバプロセスが使用するプロセス固有領域※1 ※2 | フロントエンドサーバ | (N+h+m+p+q)×(b+3)+100+y ●通信トレース格納最大数を変更する場合,加算します。 +↑W÷1024↑ |
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ディクショナリサーバ | pd_work_buff_mode=each指定時 | {(P+i+m+r+t)×(b+3)}+ (a+9)×2+100+y+S ●通信トレース格納最大数を変更する場合,加算します。 +↑W÷1024↑ |
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pd_work_buff_mode=pool指定又は省略時 | {(P+i+m+r+t)×(b+3)} +a+9+↑a÷128×0.1↑+100+n+y+S ●通信トレース格納最大数を変更する場合,加算します。 +↑W÷1024↑ |
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バックエンドサーバ | pd_work_buff_mode=each指定時 | {Q+g+(a+9)×c+i+m+r+t} ×(b+3)+100+y+S ●インメモリデータ処理を行う場合,加算します。 +↑{T×(pd_max_usersの値+3)}÷1024↑ ●通信トレース格納最大数を変更する場合,加算します。 +↑W÷1024↑ |
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pd_work_buff_mode=pool指定又は省略時 | ●32ビットモードの場合 (Q+g+a+9 +↑a÷128×0.1+11↑+i+m+r+t) ×(b+3)+100+n+y+S ●64ビットモードの場合 (Q+g+a+9 +↑a÷128×0.1+15↑+i+r+t) ×(b+3)+100+n+y+S ●インメモリデータ処理を行う場合,加算します。 +↑{T×(pd_max_usersの値+3)}÷1024↑ ●通信トレース格納最大数を変更する場合,加算します。 +↑W÷1024↑ |
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共用メモリ | ユニットコントローラ用共用メモリ中,ユニットコントローラが使用する領域 | ↑d÷1024↑ | ||
ユニットコントローラ用共用メモリ中,各サーバが使用する領域※1 | e | |||
グローバルバッファ用共用メモリ | f | |||
インメモリデータ処理用共用メモリ | U | |||
ユティリティ用共用メモリ | u | |||
セキュリティ監査情報用バッファ用共用メモリ | ●システムによる自動計算の場合 ↑0.3+MAX{(R+100),(R×1.2)}×0.25↑ ●ユーザ指定値(pd_audit_def_buffer_sizeオペランドを指定)にする場合 pd_audit_def_buffer_sizeの指定値 |
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プロセス間メモリ通信用共用メモリ※3 | j×k |
(90+ 90 Σ RDエリア用HiRDBファイルシステム領域管理用メモリ) i=1 ×pd_max_ard_processの値 |
{(ファイル数※1+増分数※2)÷64}×1.5※3 |
347+作業表用HiRDBファイルシステム領域管理用メモリ+ システムログ用HiRDBファイルシステム領域管理用メモリ+ 90 ΣRDエリア用HiRDBファイルシステム領域管理用メモリ i=1 |
{(ファイル数※1+増分数※2)÷64}×1.5※3 |
(D+E+F)×ディクショナリサーバ数+(D+E+F)×バックエンドサーバ数+ΣH |
変数 | 値 |
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D | ●32ビットモードの場合 246762+4×pd_max_rdarea_noの値 +{48×(pd_max_rdarea_noの値+表数)+304}×(pd_max_usersの値※×2+7) ●64ビットモードの場合 305274+8×pd_max_rdarea_noの値 +{64×(pd_max_rdarea_noの値+表数)+512}×(pd_max_usersの値※×2+7) 表数:62+MAX{pd_max_access_tablesの値,500} |
E | b1×X+b2×Y b1:サーバ用ステータスファイルのレコード長<4096の場合 MAX((↓(3400÷((↓((レコード長−40)−308)÷20↓) +(↓(レコード長−40)÷20↓)×(MAX(↓4096÷レコード長↓,2)−1)) +0.7)↓),1)×MAX(↓4096÷レコード長↓,2)×(レコード長−40) 4096≦サーバ用ステータスファイルのレコード長<12288の場合 MAX(↓(3400÷(↓(((レコード長−40)−308)÷20)↓)+0.7)↓,1) ×(レコード長−40) 12288≦サーバ用ステータスファイルのレコード長の場合 MAX(↓(3400÷(↓(((レコード長−40)−836)÷20)↓)+0.7)↓,1) ×(レコード長−40) X:サーバ内のRDエリア数≦3400の場合:1 3401≦サーバ内のRDエリア数≦6800の場合:2 6801≦サーバ内のRDエリア数の場合:3 b2:サーバ用ステータスファイルのレコード長<4096の場合 (↓(5662310÷((↓((レコード長−40)−308)÷20↓) +(↓(レコード長−40)÷20↓)×(MAX(↓4096÷レコード長↓,2)−1)) +0.7)↓)×MAX(↓4096÷レコード長↓,2)×(レコード長−40) 4096≦サーバ用ステータスファイルのレコード長<12288の場合 ↓(5662310÷(↓(((レコード長−40)−308)÷20)↓)+0.7)↓ ×(レコード長−40) 12288≦サーバ用ステータスファイルのレコード長の場合 ↓(5662310÷(↓(((レコード長−40)−836)÷20)↓)+0.7)↓ ×(レコード長−40) Y:サーバ内のRDエリア数≦10200の場合:0 10201≦サーバ内のRDエリア数≦5672510の場合:1 5672511≦サーバ内のRDエリア数≦11334820の場合:2 11334821≦サーバ内のRDエリア数の場合:3 |
F | pd_dbsync_pointオペランドにcommitを指定している場合,加算します。 +112×(pd_max_usersの値※×2+7) |
H | サーバ内のraw I/O機能を使用したHiRDBファイルシステム領域に作成されたRDエリアを格納したHiRDBファイルシステム領域数が1001以上のバックエンドサーバに対して加算します。 ●32ビットモードの場合 12012×(↑(raw I/O機能を使用したHiRDBファイルシステム領域に作成されたRDエリアを格納したHiRDBファイルシステム領域数−1000)÷1000↑) ●64ビットモードの場合 16016×(↑(raw I/O機能を使用したHiRDBファイルシステム領域に作成されたRDエリアを格納したHiRDBファイルシステム領域数−1000)÷1000↑) |
OS | Jの値 | Kの値 | Lの値 | Mの値 | Nの値 | Pの値 | Qの値 |
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Windows(32ビットモード) | 75,300 | 12,000 | 15,800 | 3,600 | 5,100 | 4,400 | 4,400 |
Windows Server 2003 (IPF) | 180,400 | 18,000 | 23,300 | 5,400 | 11,600 | 12,900 | 15,300 |
Windows (x64) | 95,100 | 16,500 | 21,800 | 5,000 | 11,300 | 11,600 | 13,700 |
表15-8 SQL文ごとの作業表数の求め方
SQL文 | 作業表数の求め方 |
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SELECT文 INSERT(-SELECT)文 |
1.〜8. の指定がない場合:0 1.〜8. の指定がある場合:該当する作業表数をすべて加算した値
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UPDATE文 DELETE文 |
探索条件中のインデクスを定義した列数+1 |
DROP SCHEMA文 DROP TABLE文 DROP INDEX文 CREATE INDEX文 REVOKE文でアクセス権限を取り消す場合 |
2 |
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