スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)
システム共通定義のpdbufferオペランドの-iオプションに,インデクス用グローバルバッファを割り当てるインデクスを,「認可識別子.インデクス識別子」の形式で指定します。
クラスタキーの場合はインデクス識別子をHiRDBが決定するため,クラスタキーを指定した表を定義した後に,ディクショナリ表のSQL_INDEXES表のINDEX_NAME列を検索してインデクス識別子を確認してください。クラスタキーのインデクス識別子は,次のように表示されます。
(CLUSTER表番号)
ディクショナリ表の検索方法とSQL_INDEXES表については,マニュアル「HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照してください。
定義したインデクスにインデクス用グローバルバッファを割り当てる場合は,いったんHiRDBを正常終了し,pdbufferオペランドを指定してインデクス用グローバルバッファを割り当ててください。この作業を行わない場合,定義したインデクスはインデクス格納RDエリアに割り当てられているデータ用グローバルバッファを使用します。
システム共通定義のpdbufferオペランドの-rオプションでグローバルバッファに割り当てるRDエリア名を指定します。
次に示す手順で割り当てます。
RDエリアの種類 | RDエリア名 |
---|---|
マスタディレクトリ用RDエリア | RDMAST |
データディレクトリ用RDエリア | RDDIR |
データディクショナリ用RDエリア | RDDIC |
ユーザ用RDエリア | USER01,USER02,USER03 |
ユーザLOB用RDエリア | ULOB03 |
データディクショナリLOB用RDエリア | DICLOB01,DICLOB02 |
リスト用RDエリア | LIST01 |
pdbuffer -a DGB1 -n 1000 -r RDMAST,RDDIR,RDDIC 1 pdbuffer -a DGB2 -n 1000 -r USER01,USER02 pdbuffer -a DGB3 -n 1000 -r USER03 pdbuffer -a DGB4 -n 1000 -r ULOB03 pdbuffer -a DGB5 -n 1000 -r DICLOB01 pdbuffer -a DGB6 -n 1000 -r DICLOB02 pdbuffer -a DGB7 -n 1000 -r LIST01 pdbuffer -a LGB1 -n 1000 -b ULOB03 2 pdbuffer -a LGB2 -n 1000 -b DICLOB01 pdbuffer -a LGB3 -n 1000 -b DICLOB02 pdbuffer -a IGB1 -n 1000 -i USER1.INDX01 3 pdbuffer -a IGB2 -n 1000 -i USER1.INDX02 |
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