スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)
- バックアップファイル作成用にする場合は,HiRDBファイルシステム領域長をバックアップ対象RDエリアの総容量より大きくしてください。RDエリアの容量については,「16.RDエリアの容量の見積もり」を参照してください。
- 系切り替え機能使用時は,アンロードログファイルを共有ディスク上に作成してください。
- アンロードログファイル作成用にする場合は,pdfmkfsコマンドのオプションに次に示す値を指定してください。
- -kオプション:使用目的にはUTL(ユティリティ用のHiRDBファイルシステム領域)を指定します。
- -nオプション:HiRDBファイルシステム領域長には次に示す計算式の値を指定します。
(アンロードするシステムログファイルの総レコード数※1×システムログファイルのレコード長)※2×作成するアンロードログファイル数×1.2÷1048576
- -lオプション:最大ファイル数には,作成するアンロードログファイル数を指定します。
- -eオプション:最大増分回数には,作成するアンロードログファイル数×24を指定します。
- 注※1
- システムログファイルの自動拡張機能を適用している場合,pd_log_auto_expand_sizeオペランドの拡張上限サイズに指定した値で計算してください。
- 注※2
- システムログファイルの概算値です。
(2) 最大使用量を調べる方法
ユティリティ用のHiRDBファイルシステム領域の最大使用量を次に示す方法で調べられます。
- pdfstatfs -d ユティリティ用のHiRDBファイルシステム領域名
- -d:
- HiRDBファイルシステム領域の最大使用量を表示するオプションです。出力情報のpeak capacityが最大使用量です。なお,上記の最大使用量はpdfstatfsコマンドでクリアできます。
- pdfstatfs -c ユティリティ用のHiRDBファイルシステム領域名
- -c:
- HiRDBファイルシステム領域の最大使用量をクリアするオプションです。
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