スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)

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6.6.1 ログ取得モード又は更新前ログ取得モードでデータロードをしていた場合

更新前ログ取得モード又はログ取得モードでデータロードをしていた場合の対処方法を説明します。

なお,プラグインインデクスを定義している場合,そのプラグインにプラグインインデクス一括作成部分回復機能があることを前提とします。プラグインにプラグインインデクス一括作成部分回復機能がない場合は,「6.6.2 ログレスモードでデータロードをしていた場合」を参照してください。

発生したエラー原因に応じて,インデクス格納RDエリアを回復します。次に示す手順で回復してください。

<この項の構成>
(1) インデクス格納RDエリアの容量不足がエラー原因の場合
(2) ソート処理エラー(KFPL15062-Eメッセージが出力)又はpdcancelコマンドによるユティリティの強制終了が原因の場合
(3) ディスク障害が原因の場合

(1) インデクス格納RDエリアの容量不足がエラー原因の場合

  1. インデクス格納RDエリアを拡張します。

    [図データ]

  2. インデクスを作成します。データベース作成ユティリティ(pdload)が作成したインデクス情報ファイルを基にインデクスを一括作成します。

    [図データ]

    なお,データベース作成ユティリティ(pdload)が作成したインデクス情報ファイルが残っていない場合は,データベース再編成ユティリティ(pdrorg)でインデクスを再作成します。

    [図データ]

(2) ソート処理エラー(KFPL15062-Eメッセージが出力)又はpdcancelコマンドによるユティリティの強制終了が原因の場合

  1. インデクスを作成します。データベース作成ユティリティ(pdload)が作成したインデクス情報ファイルを基にインデクスを一括作成します。

    [図データ]

    なお,データベース作成ユティリティ(pdload)が作成したインデクス情報ファイルが残っていない場合は,データベース再編成ユティリティ(pdrorg)でインデクスを再作成します。

    [図データ]

(3) ディスク障害が原因の場合

  1. 障害となったディスクを交換し,バックアップからユティリティ実行前の状態に戻します。ただし,手順2で実行するインデクスロードが完了するまでアクセスされないように,RDエリアを閉塞状態にしてください。

    [図データ]

  2. データベース再編成ユティリティ(pdrorg)でインデクスを再作成します。

    [図データ]