スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)
ここでは,HiRDB Text Search Plug-inが提供する抽象データ型(SGMLTEXT型)を定義した表の作成方法について説明します。
ここでは,薬品管理表を作成します。薬品管理表の作成条件を次に示します。
CREATE TABLEで薬品管理表を定義します。定義例を次に示します。
CREATE TABLE 薬品管理表( 薬品ID MCHAR(15), 取扱説明書 SGMLTEXT …1 ALLOCATE(SGMLTEXT IN((LOBAREA01),(LOBAREA02))) …2 PLUGIN'<DTD>medicine.dtd</DTD>' …3 )IN((RDAREA01)薬品ID<='薬品10',(RDAREA02)); …4
CREATE TABLE 薬品管理表( 薬品ID MCHAR(15), 取扱説明書 SGMLTEXT …1 ALLOCATE(SGMLTEXT IN((LOBAREA01),(LOBAREA02))) …2 PLUGIN'<DTD>medicine.dtd</DTD>' …3 )PARTITIONED BY 薬品ID IN((RDAREA01)'薬品10',(RDAREA02)); …4
CREATE TABLE 薬品管理表( 薬品ID MCHAR(15), 取扱説明書 SGMLTEXT …1 ALLOCATE(SGMLTEXT IN((LOBAREA01),(LOBAREA02))) …2 PLUGIN'<DTD>medicine.dtd</DTD>' …3 )[FIX]※ HASH HASH6 BY 薬品ID IN(RDAREA01,RDAREA02) …4
プラグインによって提供されたデータ検索用のインデクス型をインデクスに定義するとデータを高速に検索できます。プラグインから提供されたインデクス型を定義したインデクスをプラグインインデクスといいます。ここでは,HiRDB Text Search Plug-inが提供するインデクス型(NGRAM)を使用したプラグインインデクスの定義方法について説明します。
CREATE INDEXで薬品管理表にプラグインインデクスを定義します。定義例を次に示します。
CREATE INDEX PLGINDX1 USING TYPE NGRAM ON 薬品管理表(取扱説明書) IN ((LOBAREA03),(LOBAREA04));
データベース作成ユティリティ(pdload)で表にデータを格納します。格納手順を次に示します。
上記のコマンドとユティリティの詳細及びこれらのコマンドとユティリティの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。
データロードをした場合は,運用を開始する前にデータベース状態解析ユティリティ(pddbst)を実行して,データの格納状態を確認することをお勧めします。設計どおりにデータベースを作成できたかどうかを確認できます。データベース状態解析ユティリティ(pddbst)を実行すると,次に示す情報を取得できます。
表分割ハッシュ関数を使用したUAPを作成し,RDエリア単位に入力データファイルを作成できます。これによって,各RDエリアに格納されるデータ量が確認できるため,均等に分割できるハッシュ関数を選択できます。表分割ハッシュ関数を使用したUAPの作成方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照してください。
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