スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)
データベースを作成する前に必要な作業について説明します。
次に示すクライアント環境定義を設定してください。クライアント環境定義の設定方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照してください。
HiRDB管理者用の認可識別子のパスワードが,認可識別子と同じ文字列になっている場合,定義系SQLのGRANTでパスワードを変更してください。データベース定義ユティリティ(pddef)又はHiRDB SQL Executerで次に示すSQLを実行します。
GRANT DBA TO HiRDB管理者用の認可識別子 IDENTIFIED BY 新しいパスワード;
定義系SQLのCREATE SCHEMAでスキーマを定義します。CREATE SCHEMAは,データベース定義ユティリティ(pddef)又はHiRDB SQL Executerで実行してください。なお,1ユーザに対して1個のスキーマを定義します。
HiRDB管理者以外がデータベースを作成する場合,ユーザ権限を与える作業が必要になります。定義系SQLのGRANTで,データベースを作成するユーザに必要なユーザ権限を与えてください。必要なユーザ権限を次に示します。
ユーザ権限については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。
GRANT CONNECT TO USER002 IDENTIFIED BY HIRDB002; GRANT SCHEMA TO USER002; GRANT RDAREA RDAREA01 TO USER002;
データをデータベースに格納するとき,データの形式を変換する機能があります。次に示す機能を適用するかどうかを検討してください。これらの機能については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。
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