スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)

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4.5.1 基本事項

  1. システム用RDエリアは,「4.3 HiRDBファイルシステム領域の作成」で作成したRDエリア用のHiRDBファイルシステム領域に作成します。
  2. HiRDB/パラレルサーバの場合,ディクショナリサーバを定義したサーバマシンのHiRDBファイルシステム領域にシステム用RDエリアを作成します。
  3. システム用RDエリアの設計方法については,HiRDB/シングルサーバの場合は「8.4 RDエリアの配置」を,HiRDB/パラレルサーバの場合は「9.4 RDエリアの配置」を参照してください。
  4. HiRDB/パラレルサーバの場合,システムマネジャを定義したサーバマシンでデータベース初期設定ユティリティ(pdinit)を実行してください。
  5. ここの説明では,データベース初期設定ユティリティ(pdinit)のcreate rdarea文でシステム用RDエリアしか作成しません。これはシステム用RDエリアがHiRDBの稼働に必要であるためです。ただし,次に示すRDエリアもデータベース初期設定ユティリティ(pdinit)のcreate rdarea文で定義できます。
    • ユーザ用RDエリア
    • ユーザLOB用RDエリア
    • データディクショナリLOB用RDエリア
    • リスト用RDエリア