スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)

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4.1 コマンドによる環境設定の概要

<この節の構成>
(1) 環境設定の前に設計する項目
(2) 環境設定手順

(1) 環境設定の前に設計する項目

HiRDBの環境設定をする前に,システムの構成を設計してください。次に示す項目について設計します。

上記の項目の構成を「8. HiRDB/シングルサーバの設計」又は「9. HiRDB/パラレルサーバの設計」を参照して決めてください。その後,4.2以降の説明に従ってHiRDBの環境を設定してください。

(2) 環境設定手順

コマンドによるHiRDBの環境設定手順を次の図に示します。

図4-1 コマンドによるHiRDBの環境設定手順

[図データ]

以降の説明で設定する内容を次に示します。

設定する内容
  • データベース初期設定ユティリティ(pdinit)でシステム用RDエリア(マスタディレクトリ用RDエリア,データディレクトリ用RDエリア及びデータディクショナリ用RDエリア)を作成して,HiRDBをまず開始できるようにします。
  • その後,データベース構成変更ユティリティ(pdmod)で,必要なRDエリア(ユーザ用RDエリア,データディクショナリLOB用RDエリア,ユーザLOB用RDエリア又はリスト用RDエリア)を追加します。
なお,ユーザ用RDエリア,データディクショナリLOB用RDエリア,ユーザLOB用RDエリア及びリスト用RDエリアは,データベース初期設定ユティリティ(pdinit)でシステム用RDエリアと一緒に作成することもできます。