スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)

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2.4 付加PPのインストール時の注意

付加PPをインストールする場合の,規則及び注意について説明します。

HiRDBの付加PPの機能を使用する場合は,付加PPをインストールします。付加PPの機能及び付加PPをインストールするサーバを次の表に示します。

表2-4 付加PPの機能とインストール先サーバ

製品名 付加PPを導入すると使用できる機能 インストール先サーバマシン
HiRDB Advanced High Availability
  • 1:1スタンバイレス型系切り替え機能
  • 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能
すべてのサーバマシン
グローバルバッファの動的変更(pdbufmodコマンド)
システム構成変更コマンド(pdchgconfコマンド)
HiRDB Advanced Partitioning Option 表のマトリクス分割
分割格納条件の変更(ALTER TABLE)
HiRDB Non Recover FES 回復不要FES
HiRDB Accelerator インメモリデータ処理
HiRDB LDAP Option Sun Java System Directory Server連携機能 ディクショナリサーバがあるサーバマシン
<この節の構成>
(1) 規則及び注意事項

(1) 規則及び注意事項

  1. 付加PPはキーモジュール(HiRDB LDAP Optionはライブラリ)で提供されます。
  2. 付加PPのキーモジュールは,HiRDBインストールディレクトリの直下にコピーされます。HiRDB LDAP Optionのライブラリは,%PDDIR%\hirdb_ldap_sodsディレクトリ下にコピーされます。
  3. 付加PPをインストールする場合は,HiRDBサービスを停止した状態で実行してください。HiRDBサービスが起動中の場合はインストールを中止します。
  4. HiRDBをバージョンアップした場合は,HiRDBのバージョンに対応する付加PPをインストールする必要があります。また,HiRDBのインストールディレクトリを変更した場合は,付加PPを再インストールする必要があります。
  5. 付加PPのインストールを実行できるのは,Administratorsグループのユーザです。
  6. HiRDBがインストールされていないと,付加PPはインストールできません。
  7. 付加PPをアンインストールする場合は,HiRDBサービスを停止した状態で実行してください。アンインストールすると,インストール時にコピー及び設定したすべての情報が削除されます。
  8. セットアップ識別子付きのHiRDBに付加PPをインストールする場合は,インストール先のHiRDBと同じセットアップ識別子を指定して付加PPをインストールしてください。