スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 解説(Windows(R)用)
不正なパスワードを使用し,ユーザ認証に連続して失敗した場合,そのユーザをHiRDBに接続(CONNECT)できないようにします。連続して失敗できる回数の上限(連続認証失敗許容回数)を設定し,その回数を超えたユーザはHiRDBに接続できなくなります。
例えば,連続認証失敗許容回数を3と設定した場合,パスワード不正によって4回連続でユーザ認証に失敗すると,そのユーザは連続認証失敗アカウントロック状態になります。連続認証失敗アカウントロック状態のユーザはHiRDBに接続(CONNECT)できなくなります。
また,連続認証失敗アカウントロック状態とする期間(アカウントロック期間)を設定できます。例えば,アカウントロック期間を1時間とした場合,連続認証失敗アカウントロック状態が1時間続きます。1時間を過ぎると連続認証失敗アカウントロック状態が解除されて,HiRDBに接続できるようになります。
CREATE CONNECTION SECURITYで連続認証失敗回数の制限を設定します。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2016, Hitachi, Ltd.