スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 解説(Windows(R)用)
HiRDBシステム定義ファイル一覧を次の表に示します。また,HiRDBシステム定義ファイルの構成例を図6-8に,HiRDB External Data Access機能を使用する場合のHiRDBシステム定義ファイルの構成例を図6-9に示します。
表6-6 HiRDBシステム定義ファイル一覧(HiRDB/パラレルサーバの場合)
定義の種類 | 格納ファイル名 | 内容 |
---|---|---|
システム共通定義 | %PDDIR%\conf\pdsys | HiRDBの構成及び共通情報を定義します。一つのユニットに一つ必要です。なお,各ユニットのシステム共通定義の内容は同一にしてください。 |
ユニット制御情報定義 | %PDDIR%\conf\pdutsys | ユニットの制御情報を定義します。一つのユニットに一つ必要です。 |
サーバ共通定義 | %PDDIR%\conf\pdsvrc | 各サーバ定義のオペランドのデフォルト値を定義します。必要に応じて定義してください。 |
フロントエンドサーバ定義 | %PDDIR%\conf\サーバ名 | フロントエンドサーバの実行環境を定義します。一つのフロントエンドサーバに一つ必要です。 |
ディクショナリサーバ定義 | %PDDIR%\conf\サーバ名 | ディクショナリサーバの実行環境を定義します。一つのディクショナリサーバに一つ必要です。 |
バックエンドサーバ定義 | %PDDIR%\conf\サーバ名 | バックエンドサーバの実行環境を定義します。一つのバックエンドサーバに一つ必要です。 |
UAP環境定義 | %PDDIR%\conf\pduapenv\任意の名称 | UAPの実行環境を定義します。必要に応じて定義してください。UAP環境定義はフロントエンドサーバがあるユニットに作成します。マルチフロントエンドサーバの場合は,UAP環境定義を適用したいフロントエンドサーバに定義してください。UAP環境定義は最大4,096個作成できます。 |
SQL予約語定義 | %PDDIR%\conf\pdrsvwd\任意の名称 | SQLの予約語を定義します。SQL予約語削除機能使用時に必要です。SQL予約語削除機能については,マニュアル「HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照してください。 |
外部サーバ情報定義 | %PDDIR%\conf\外部サーバ名 | 外部サーバへの接続環境を定義します。外部サーバ接続用のバックエンドサーバがあるユニットに定義します。HiRDB External Data Access機能使用時に必要です。 |
Hub最適化情報定義 | %PDDIR%\conf\任意の名称 | HiRDB External Data Access機能の最適化情報を定義します。フロントエンドサーバがあるユニットに定義します。HiRDB External Data Access機能使用時に必要です。 なお,マルチフロントエンドサーバの場合は,各ユニットに同一内容のHub最適化情報定義が必要です。 |
図6-8 HiRDBシステム定義ファイルの構成例(HiRDB/パラレルサーバの場合)
図6-9 HiRDBシステム定義ファイルの構成例(HiRDB External Data Access機能を使用する場合)
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