スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 解説(Windows(R)用)
外部Javaストアドルーチンを実行するときの手順を次に示します。
また,上記の2.〜4.はHiRDB Javaストアドプロシジャ/ファンクション配布ウィザードでも実行できます。HiRDB Javaストアドプロシジャ/ファンクション配布ウィザードを使用すると,画面から簡単に操作できます。外部Javaストアドルーチンの実行方法,及びHiRDB Javaストアドプロシジャ/ファンクション配布ウィザードについては,マニュアル「HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照してください。
外部Javaストアドルーチンの作成から実行までの流れを次の図に示します。
図5-5 外部Javaストアドルーチンの作成から実行までの流れ
手続き又は関数をJavaで記述し,そのJavaプログラムをコンパイルします。コンパイルすると,Classファイルが作成されます。クライアント側のJava仮想マシンでClassファイルのテスト・デバックをして,その後,ClassファイルからJARファイルを作成します。
JARファイルをHiRDBへ新規登録します。
JARファイルから外部Javaストアドルーチンを定義します。外部Javaストアドルーチンを定義する場合は,CREATE PROCEDURE又はCREATE FUNCTIONを使用します。
ストアドプロシジャ,ストアドファンクションの実行と同様に,CALL文又は関数呼出しを指定してSQLを実行します。CALL文を実行すると,JavaメソッドがJavaストアドプロシジャとして実行されます。また,関数呼出しを実行すると,JavaメソッドがJavaストアドファンクションとして実行されます。外部Javaストアドルーチンは,サーバ側のJava仮想マシンで実行されます。
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