7.2.3 Windowsを使用している場合の注意事項
- 〈この項の構成〉
(1) 環境変数
出力されたメッセージの内容に「DABroker動作環境定義ファイルの環境変数」といった記述がある場合は,Windows環境では,環境設定ユティリティで設定する項目を指します。環境変数と環境設定ユティリティの対応を表7-1に示します。
環境設定ユティリティ及び項目の詳細については,「4.4 DABroker環境設定」及び「4.5 DABroker環境設定項目」を参照してください。
環境変数名 |
環境設定ユティリティで対応する項目 |
---|---|
DABTMP |
作業ディレクトリ |
DABSVLOGSIZE |
ログファイルサイズ[dabsv.log] |
DABDBA_TIMEOUT |
データベースアクセス処理終了待ちタイムアウト |
DABSELECTCOLCNT |
表検索カラム数 |
DABSELECTINFCNT |
更新・検索条件カラム数 |
DABORACLE_TYPE |
使用するORACLEのバージョン |
DABSQL_HiRDB_DICTIONARY_DATATYPE |
HiRDBのディクショナリ表のデータ属性 |
DAB_HIRDB_DBINF_ESC |
HiRDB環境変数区切り文字 |
DABSQL_TRCSIZE |
アクセストレースを取得する |
DABSQL_TRC_CANCEL |
CANCEL(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_CLOSE |
CLOSE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_COMMIT |
COMMIT(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_CONNECT |
CONNECT(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_DECLARE |
DECLARE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_DESCRIBE |
DESCRIBE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_DISCONNECT |
DISCONNECT(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_EXECUTE |
EXECUTE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_FETCH |
FETCH(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_LOGGING |
LOGGING(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_LOGLESS |
LOGLESS(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_PREPARE |
PREPARE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_ROLLBACK |
ROLLBACK(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_OPEN |
OPEN(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_ATTACH |
ATTACH(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_ATTRGET |
ATTRGET(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_ATTRSET |
ATTRSET(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_BIND |
BIND(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_CHARFORM |
CHARFORM(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_CHARID |
CHARID(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_DEFINE |
DEFINE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_DESALLOC |
DESALLOC(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_DESCANY |
DESCANY(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_DESFREE |
DESFREE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_DETACH |
DETACH(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_ENVCREATE |
ENVCREATE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_ERRGET |
ERRGET(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_GETPIECE |
GETPIECE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_HDLALLOC |
HDLALLOC(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_HDLFREE |
HDLFREE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_LOBCLOSE |
LOBCLOSE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_LOBLEN |
LOBLEN(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_LOBOPEN |
LOBOPEN(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_LOBREAD |
LOBREAD(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_LOBWRITE |
LOBWRITE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_PARAMGET |
PARAMGET(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_SESBEGIN |
SESBEGIN(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_SESEND |
SESEND(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_SETPIECE |
SETPIECE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_GETDIAG |
GETDIAG(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_AUTO_COMMIT_OFF |
AUTO_COMMIT_OFF(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_AUTO_COMMIT_ON |
AUTO_COMMIT_ON(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_GET_INFO |
GET_INFO(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_SET_INFO |
SET_INFO(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_EXECUTE_DIRECT |
EXECUTE_DIRECT(アクセストレースの種類) |
DABCLIENT_TIMEOUT |
クライアントからの要求待ちタイムアウト |
DABMAXUSERS |
最大接続ユーザ数 |
DABDBANUMBER |
同時実行可能なデータベースアクセス数 |
DABMAXBLOCKUSERS |
1プロセスあたりの実行ユーザ数 |
DABMAXPROCESS |
最大処理プロセス数 |
DABHIRDBA_BLOBBUFSIZE |
BLOB型データ受取バッファサイズ(HiRDB) |
DABORADBA_LONGBUFSIZE |
LONG型データ受取バッファサイズ(ORACLE) |
DABODBC30_LONGBUFSIZE |
LONG型データ受取バッファサイズ(ODBC3.0) |
DABDBSDBA_BLOBBUFSIZE |
BLOB型データ受取バッファサイズ(Database Connection Server) |
DABLANGMODE |
漢字コードセット |
DABKEEPALIVE |
TCP/IP通信時キープアライブを監視する |
DABIPCONVERT |
IPアドレスからホスト名へ変換する |
DABTCP_TRCSIZE |
通信トレースを取得する |
DAB_DBS_HOST |
接続先ホスト名またはIPアドレス(Database Connection Server接続設定) |
DAB_DBS_PORT |
接続先サービス名またはポート番号(Database Connection Server接続設定) |
DAB_DBS_SEND_BUFFER_SIZE |
送信バッファサイズ(Database Connection Server接続設定) |
DAB_DBS_RECEIVE_BUFFER_SIZE |
受信バッファサイズ(Database Connection Server接続設定) |
DAB_XA_ERROR |
XAトレースを取得する |
(2) 接続先データベース定義
出力されたメッセージの内容に「接続先データベース定義ファイルの設定」といった記述がある場合は,接続先データベース定義ユティリティで設定することを指します。
接続先データベース定義ユティリティ,及び項目の詳細については,「4.6 DABroker接続先データベース定義」を参照してください。
(3) コネクションマルチ定義
出力されたメッセージの内容に「コネクションマルチ定義ファイルの設定」といった記述がある場合は,コネクションマルチ定義ユティリティで設定することを指します。
コネクションマルチ定義ユティリティ,及び項目の詳細については,「4.7 DABrokerコネクションマルチ定義(Database Connection Server経由のDBアクセス定義)」を参照してください。