4.10.2 コネクションマルチ管理ユティリティ
コネクションマルチ管理ユティリティには次の二つの機能があります。
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コネクションマルチ機能の運用状態の表示
接続ユーザIDからのアクセス要求に対応する仮想コネクションIDごとの,DABrokerとDatabase Connection Serverとの接続時間を表示します。
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コネクションマルチ機能運用中の特定のクライアントの処理の中断
特定の接続ユーザIDからのアクセス要求に対して確立した仮想コネクションを解放し,実行中の処理を中断します。このとき,DABrokerはデータベースに要求した処理のロールバックを要求します。
(1) 操作できるユーザとユティリティの起動・終了方法
- 操作できるユーザ
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Administratorsグループに属するユーザ
- ユティリティの起動と終了方法
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- 起動
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DABroker管理ユティリティは,プログラムフォルダに登録された[DABroker]から[コネクションマルチ管理]を選択して起動します。DABrokerが起動中に実行してください。
- 終了
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[コネクションマルチ管理]ダイアログボックスを閉じるとDABroker管理ユティリティは終了します。
(2) コネクションマルチ機能の運用状態の表示方法
コネクションマルチ管理ユティリティを起動すると,次に示す[DABrokerコネクションマルチ管理]ダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスに表示されている内容が,コネクションマルチ機能の運用状態です。
ここでは,表示されている内容について説明します。
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接続開始時間
Database Connection ServerのTCP/IPコネクションが確立された日時(年/月/日 時:分:秒)。
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ユーザ開始時間
ユーザからのアクセス要求に対して仮想コネクションの使用を開始した日時(年/月/日 時:分:秒)。
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接続ユーザID
データベースに接続するときに使用したユーザID(データベースのログインユーザID)。
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仮想コネクションの状態
仮想コネクションの状態を次のどちらかで示します。
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USE:仮想コネクションの使用中
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POOL:仮想コネクションのプール待機中
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仮想コネクションID
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サーバプロセスID
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デーモンID
仮想コネクションID,サーバプロセスID,デーモンIDのそれぞれは,DABrokerが付与するユニークなID。
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コネクションマルチ名
接続しているDatabase Connection Serverのコネクションマルチ名(「4.7 DABrokerコネクションマルチ定義(Database Connection Server経由のDBアクセス定義)」参照)。
アイコンについて
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アイコンをクリックすると最新の運用状態が表示されます。