出力されたメッセージの内容に「DABroker動作環境定義ファイルの環境変数」といった記述がある場合は,Windows環境では,環境設定ユティリティで設定する項目を指します。環境変数と環境設定ユティリティの対応を表7-1に示します。
環境設定ユティリティ及び項目の詳細については,「4.4 DABroker環境設定」及び「4.5 DABroker環境設定項目」を参照してください。
表7-1 環境変数と環境設定ユティリティの項目の対応表
環境変数名 | 環境設定ユティリティで対応する項目 |
---|---|
DABTMP | 作業ディレクトリ |
DABSVLOGSIZE | ログファイルサイズ[dabsv.log] |
DABDBA_TIMEOUT | データベースアクセス処理終了待ちタイムアウト |
DABSELECTCOLCNT | 表検索カラム数 |
DABSELECTINFCNT | 更新・検索条件カラム数 |
DABORACLE_TYPE | 使用するORACLEのバージョン |
DABSQL_HiRDB_DICTIONARY_DATATYPE | HiRDBのディクショナリ表のデータ属性 |
DAB_HIRDB_DBINF_ESC | HiRDB環境変数区切り文字 |
DABSQL_TRCSIZE | アクセストレースを取得する |
DABSQL_TRC_CANCEL | CANCEL(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_CLOSE | CLOSE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_COMMIT | COMMIT(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_CONNECT | CONNECT(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_DECLARE | DECLARE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_DESCRIBE | DESCRIBE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_DISCONNECT | DISCONNECT(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_EXECUTE | EXECUTE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_FETCH | FETCH(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_LOGGING | LOGGING(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_LOGLESS | LOGLESS(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_PREPARE | PREPARE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_ROLLBACK | ROLLBACK(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_OPEN | OPEN(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_ATTACH | ATTACH(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_ATTRGET | ATTRGET(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_ATTRSET | ATTRSET(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_BIND | BIND(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_CHARFORM | CHARFORM(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_CHARID | CHARID(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_DEFINE | DEFINE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_DESALLOC | DESALLOC(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_DESCANY | DESCANY(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_DESFREE | DESFREE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_DETACH | DETACH(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_ENVCREATE | ENVCREATE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_ERRGET | ERRGET(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_GETPIECE | GETPIECE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_HDLALLOC | HDLALLOC(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_HDLFREE | HDLFREE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_LOBCLOSE | LOBCLOSE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_LOBLEN | LOBLEN(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_LOBOPEN | LOBOPEN(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_LOBREAD | LOBREAD(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_LOBWRITE | LOBWRITE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_PARAMGET | PARAMGET(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_SESBEGIN | SESBEGIN(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_SESEND | SESEND(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_SETPIECE | SETPIECE(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_GETDIAG | GETDIAG(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_AUTO_COMMIT_OFF | AUTO_COMMIT_OFF(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_AUTO_COMMIT_ON | AUTO_COMMIT_ON(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_GET_INFO | GET_INFO(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_SET_INFO | SET_INFO(アクセストレースの種類) |
DABSQL_TRC_EXECUTE_DIRECT | EXECUTE_DIRECT(アクセストレースの種類) |
DABCLIENT_TIMEOUT | クライアントからの要求待ちタイムアウト |
DABMAXUSERS | 最大接続ユーザ数 |
DABDBANUMBER | 同時実行可能なデータベースアクセス数 |
DABMAXBLOCKUSERS | 1プロセスあたりの実行ユーザ数 |
DABMAXPROCESS | 最大処理プロセス数 |
DABHIRDBA_BLOBBUFSIZE | BLOB型データ受取バッファサイズ(HiRDB) |
DABORADBA_LONGBUFSIZE | LONG型データ受取バッファサイズ(ORACLE) |
DABODBC30_LONGBUFSIZE | LONG型データ受取バッファサイズ(ODBC3.0) |
DABDBSDBA_BLOBBUFSIZE | BLOB型データ受取バッファサイズ(Database Connection Server) |
DABLANGMODE | 漢字コードセット |
DABKEEPALIVE | TCP/IP通信時キープアライブを監視する |
DABIPCONVERT | IPアドレスからホスト名へ変換する |
DABTCP_TRCSIZE | 通信トレースを取得する |
DAB_DBS_HOST | 接続先ホスト名またはIPアドレス(Database Connection Server接続設定) |
DAB_DBS_PORT | 接続先サービス名またはポート番号(Database Connection Server接続設定) |
DAB_DBS_SEND_BUFFER_SIZE | 送信バッファサイズ(Database Connection Server接続設定) |
DAB_DBS_RECEIVE_BUFFER_SIZE | 受信バッファサイズ(Database Connection Server接続設定) |
DAB_XA_ERROR | XAトレースを取得する |
出力されたメッセージの内容に「接続先データベース定義ファイルの設定」といった記述がある場合は,接続先データベース定義ユティリティで設定することを指します。
接続先データベース定義ユティリティ,及び項目の詳細については,「4.6 DABroker接続先データベース定義」を参照してください。
出力されたメッセージの内容に「コネクションマルチ定義ファイルの設定」といった記述がある場合は,コネクションマルチ定義ユティリティで設定することを指します。
コネクションマルチ定義ユティリティ,及び項目の詳細については,「4.7 DABrokerコネクションマルチ定義(Database Connection Server経由のDBアクセス定義)」を参照してください。