DABroker for C++

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6.4 DBRArrayDataPtrクラス

更新を目的とした検索でResultSetに取得した検索結果のうち,繰り返し列を更新する場合に利用します。

DBRArrayDataPtrクラスは,DBRArrayDataクラスのインスタンスを管理するためのスマートポインタクラスです。

このクラスは,参照カウンタの増減や,ヒープ上にあるDBRArrayDataクラスのインスタンスの解放処理を自動的に行ないます。

 

機 能 コンストラクタ・デストラクタ名
DBRArrayDataPtrオブジェクトを生成します。 DBRArrayDataPtrコンストラクタ
削除時に呼び出されます。インスタンスを保持していればそのインスタンスの参照カウンタを下げます。 ~DBRArrayDataPtrデストラクタ

 

機 能 ユーザ定義演算子
インスタンスを保持させます。 operator=
DBRArrayDataオブジェクトのポインタを返します。 operator->
DBRArrayDataオブジェクトのポインタを返します。 operator*

 

機 能 メソッド名
インスタンスを保持しているかどうかを調べます。 IsNull
<この節の構成>
DBRArrayDataPtrコンストラクタ
~DBRArrayDataPtrデストラクタ
operator=
operator->
operator*
IsNullメソッド