DABroker for C++

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

5.6 DBStatementクラスの詳細

SQL文の実行を管理します。このクラスは,SQL文の実行やその結果の取得などのメソッドを提供するクラスです。SQL文の実行でも,?パラメタ(プレースホルダ)を利用して動的に検索条件を変更したい場合はDBPreparedStatementクラスを使います。

検索
DBStatementオブジェクトを生成した後,SELECT文を指定したExecuteメソッドを呼び出します。次に,検索結果を取得するために,GetResultSetメソッドを呼び出して,DBResultSetオブジェクトを取得します。

検索以外
DBStatementオブジェクトを生成した後,SQL文を指定したExecuteメソッドを呼び出します。
機 能 メソッド名
SQL文の情報をデータベースに通知します。 Execute
SQL文の非同期実行時のエラー情報を得るために,DBSQLCAオブジェクトへのポインタを取得します。 GetErrorStatus
検索結果のフィールドの数を取得します。 GetFieldCount
SetMaxFieldSizeメソッドで設定したデータ長を取得します。 GetMaxFieldSize
ResultSetに検索できるレコード数の最大値を取得します。 GetMaxRows
DBStatementオブジェクトの名前を取得します。 GetName
SQL文を実行し,検索したレコードからResultSetオブジェクトを生成します。 GetResultSet
DBResultSetMetaDataオブジェクトを生成します。 GetResultSetMetaData
SQL文を使って更新,追加,又は削除したレコード数を取得します。 GetUpdateRows
DBStatementオブジェクトに非同期実行中(又は実行待ち)のステートメントがあるかどうかを確認します。 InExecute
対象となるオブジェクトを生成したDBConnectionオブジェクトのポインタを取得します。 Parent
DBStatementオブジェクト(自分自身)を削除します。 Remove
DBResultSetオブジェクトを削除します。 RemoveResultSet
アプリケーションで受け取るフィールドの長さを設定します。 SetMaxFieldSize
ResultSetに検索するレコード数の最大値を指定します。 SetMaxRows
DBResultSetオブジェクトの生成オプションを指定します。 SetResultSetType
DBStatementオブジェクトで要求した実行待ち,及び実行中の非同期処理が終了するまで待ちます。 WaitForDataSource
<この節の構成>
Executeメソッド
GetErrorStatusメソッド
GetFieldCountメソッド
GetMaxFieldSizeメソッド
GetMaxRowsメソッド
GetNameメソッド
GetResultSetメソッド
GetResultSetMetaDataメソッド
GetUpdateRowsメソッド
InExecuteメソッド
Parentメソッド
Removeメソッド
RemoveResultSetメソッド
SetMaxFieldSizeメソッド
SetMaxRowsメソッド
SetResultSetTypeメソッド
WaitForDataSourceメソッド