DABroker
拡張データベースアクセストレースでは,従来のDABrokerのデータベースアクセストレースと比較して,次の機能が拡張されています。
拡張データベースアクセストレース機能は,次のような場合に有効です。
拡張データベースアクセストレースを取得する設定は,DABroker動作環境定義ファイルで設定します。
DABroker動作環境定義ファイルでの設定方法については,「4.5 DABroker環境設定項目」を参照してください。
拡張データベースアクセストレースのファイル出力形式を次に示します。
*-------------------------------------------------------* *- DataBase Access Information (DRV) -* *- Date YYYY/MM/DD hh:mm:ss.nnnnnn -* *-------------------------------------------------------* DABroker Connect ID : AAAAA(BBBBB) Process ID : CCCCC UserID : DDDDD Client Name : EEEEE (DB別出力情報) Lang Mode : GGGGG
THREAD-ID CID EVT START-TIME END-TIME RETCODE BLOCKCNT HiRDB_CONNECTION_ID (SQL)SS…SS
表6-3 接続データベースごとのトレース出力内容
| 接続データベース | 出力内容 | 説明 |
|---|---|---|
| HiRDB | PDHOST: | HiRDB接続時のPDHOSTの設定内容です。未設定の場合は,"Not Indicator"が出力されます。 |
| PDNAMEPORT: | HiRDB接続時のPDNAMEPORTの設定内容です。未設定の場合は,"Not Indicator"が出力されます。 | |
| Oracle | SQLNET: | Oracleリスナー名が出力されます。未設定の場合は,"Not Indicator"が出力されます。 |
| SQL Anywhere | ODBC Data Source: | ODBC設定のデータソース名が出力されます。未設定の場合は,"Not Indicator"が出力されます。 |
| ODBC Key Word: | ODBC設定の接続情報が出力されます。未設定の場合は,"Not Indicator"が出力されます。 | |
| ODBC3.0 | ODBC Data Source: | ODBC設定のデータソース名が出力されます。未設定の場合は,"Not Indicator"が出力されます。 |
| ODBC Key Word: | ODBC設定の接続情報が出力されます。未設定の場合は,"Not Indicator"が出力されます。 | |
| RDA Link | Access DataBase: | RDA Linkで接続しているホストDB名称が出力されます。 VOS3 XDM RD E2接続の場合:VOS3 XDM/RD E2 VOS1 RDB1 E2接続の場合:VOS1 RDB1 E2 VOSK SQL/K接続の場合:VOSK SQL/K 未設定の場合:Unknown DBMS |
| Node Name: | データベース識別子の情報が出力されます。未設定の場合は,"Not Indicator"が出力されます。 | |
| Databease Connction Server | Access DataBase: | 接続しているホストDB名称が出力されます。 VOS3 XDM RD E2接続の場合:VOS3 XDM/RD E2 VOS3 XDM SD E2接続の場合:VOS3 XDM/SD E2 VOS1 RDB1 E2接続の場合:VOS1 RDB1 E2 VOS1 PDMII E2接続の場合:VOS1 PDM2 E2 VOSK SQL/K接続の場合:VOSK SQL/K VOSKスプールファイル接続の場合:VOSK SPOOL 未設定の場合:Unknown DBMS |
| Node Name: | データベース識別子の情報が出力されます。未設定の場合は,"Not Indicator"が出力されます。 |
拡張データベースアクセストレースのファイルは,次のディレクトリに作成されます。
DABroker運用ディレクトリ\spool\db_access
拡張データベースアクセストレースのファイル名称は,次の規則に従います。
spdb_XXXXXXXX_YYYYYYYY_****ZZZZZ.IIIIII
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