6.3.1 イベントトレースの取得形式(共通)

DABrokerは,DABroker関連製品を使って開発したアプリケーションからデータベースにアクセスする場合のイベントトレースを取得します。イベントトレースは,次のファイルに取得されます。

UNIX:DABroker運用ディレクトリ/spool/dabevttrcXXX1

Windows:DABroker運用ディレクトリ¥spool¥dabevttrcXXX1

XXX:
DABroker for C++の場合:cpp
DABroker for ORBの場合:orb
DABroker for COBOLの場合:cobol

なお,イベントトレースファイルが満杯になったら,ラップアラウンドでトレースを取得します。ラップアラウンドで取得した場合は,バックアップファイル(dabevttrcXXX2)を作成し,一世代だけ(dabevttrcXXX1)を管理します。

取得するイベントトレースの設定については,「3.5.3 イベントトレースの設定」(UNIXの場合),「4.5.4 for C++,for COBOL,for ORB設定」(Windowsの場合)及びDABroker関連製品の各マニュアルを参照してください。

次に,イベントトレースの取得例を示します。

取得例
[図データ]
LEVEL:
トレースに出力したレベル
VPID:
仮想プロセスID
PID:
プロセスID
TID:
スレッドID
DATE:
取得した日付
TIME:
取得した時間
EVENT:
実行時の動作結果のログ