4.5.4 for C++,for COBOL,for ORB設定
(1) for C++設定(DABroker for C++設定)
DABroker for C++のイベントトレースについて設定します。トレースの取得レベル,取得種別など,イベントトレースの詳細については,マニュアル「DABroker for C++」を参照してください。
- トレース取得サイズ(DABCPP_EVTTRC_SIZE)
- 標準値
- 32(キロバイト)
- 指定範囲
- -1,0,又は10~32767(キロバイト)
- 説明
- イベントトレースを取得するかどうか,及び取得する場合は,トレースを取得するファイルの容量を設定します。トレースはDABroker運用ディレクトリ¥spool¥dabevttrccpp1に取得されます。
- -1を設定した場合
イベントトレースを取得しません。
- 0を設定した場合
イベントトレースを取得します。ファイルの容量は無限大になります。
- 10~32767を設定した場合
イベントトレースを取得します。設定した値がファイルの容量になります。
- 注意事項
- トレースファイルが満杯になったらラップアラウンドでトレースを取得します。ラップアラウンドした場合は,1世代前のバックアップファイル(dabevttrccpp2)を作成し,常に1世代だけを管理します。
- トレース取得レベル(DABCPP_EVTTRC_LEVEL)
- 標準値
- 0
- 指定範囲
- 0又は1
- 説明
- イベントトレースの取得レベルを設定します。
- トレース取得種別 00~03(DABCPP_EVTTRC_nn,nn:00~03)
- 指定範囲
- ON(チェックあり)又はOFF(チェックなし)
- (ON:取得します OFF:取得しません)
- 説明
- 00~03の各イベントのトレースを取得するかどうかを設定します。
(2) for COBOL設定(DABroker for COBOL設定)
DABroker for COBOLのイベントトレースについて設定します。トレースの取得レベル,取得種別など,イベントトレースの詳細については,マニュアル「DABroker for COBOL」を参照してください。
- トレース取得サイズ(DABCOBOL_EVTTRC_SIZE)
- 標準値
- 32(キロバイト)
- 指定範囲
- -1,0,10~32767(キロバイト)
- 説明
- イベントトレースを取得するかどうか,及び取得する場合は,トレースを取得するファイルの容量を設定します。トレースをDABroker運用ディレクトリ¥spool¥dabevttrccobol1に取得されます。
- -1を設定した場合
イベントトレースを取得しません。
- 0を設定した場合
イベントトレースを取得します。ファイルの容量は,無限大になります。
- 10~32767を設定した場合
イベントトレースを取得します。設定した値がファイルの容量になります。
- 注意事項
- トレースファイルが満杯になったらラップアラウンドでトレースを取得します。ラップアラウンドした場合は,1世代前のバックアップファイル(dabevttrccobol2)を作成し,常に1世代だけを管理します。
- トレース取得レベル(DABCOBOL_EVTTRC_LEVEL)
- 標準値
- 0
- 指定範囲
- 0~2
- 説明
- DABroker for COBOLのイベントトレースの取得レベルを設定します。
- トレース取得種別 00,02(DABCOBOL_EVTTRC_nn,nn:00,02)
- 指定範囲
- ON(チェックあり)又はOFF(チェックなし)
- (ON:取得します OFF:取得しません)
- 説明
- 00,02の各イベントのトレースを取得するかどうかを設定します。
(3) for ORB設定(DABroker for ORB設定)
DABroker for ORBのイベントトレースについて設定します。トレースの取得レベル,取得種別など,イベントトレースの詳細については,マニュアル「DABroker for ORB」を参照してください。
- トレース取得サイズ(DABORB_EVTTRC_SIZE)
- 標準値
- 128(キロバイト)
- 指定範囲
- -1,0,10~32767(キロバイト)
- 説明
- イベントトレースを取得するかどうか,及び取得する場合は,トレースを取得するファイルの容量を設定します。トレースはDABroker運用ディレクトリ¥spool¥dabevttrcorb1に取得されます。
- -1を設定した場合
イベントトレースを取得しません。
- 0を設定した場合
イベントトレースを取得します。ファイルの容量は無限大になります。
- 10~32767を設定した場合
イベントトレースを取得します。設定した値がファイルの容量になります。
- 注意事項
- トレースファイルが満杯になったらラップアラウンドでトレースを取得します。ラップアラウンドした場合は,1世代前のバックアップファイル(dabevttrcorb2)を作成し,常に1世代だけを管理します。
- トレース取得レベル(DABORB_EVTTRC_LEVEL)
- 標準値
- 1
- 指定範囲
- 0又は1
- 説明
- イベントトレースの取得レベルを設定します。
- イベントトレース取得種別 00~03,10(DABORB_EVTTRC_nn,nn:00~03,10)
- 指定範囲
- ON(チェックあり)又はOFF(チェックなし)
- (ON:取得します OFF:取得しません)
- 説明
- 00~03,10の各イベントのトレースを取得するかどうかを設定します。