ストリームデータ処理基盤 uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework アプリケーション開発ガイド

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LEQ関数

形式

LEQ '('<string1>,<string2>')'

機能

辞書的な順序で,引数string1とstring2が等しいかどうかを比較し,比較結果を返します。

引数

<string1>

文字列を値式で指定します。

<string2>

文字列を値式で指定します。

戻り値

引数のデータ型と戻り値のデータ型の関係を次の表に示します。

文字列関数名 引数 引数のデータ型 戻り値のデータ型
LEQ string1 CHAR INTEGER
VARCHAR
string2 CHAR
VARCHAR

注意事項

辞書的な順序の定義について説明します。

次の場合に,二つの文字列が異なると判定します。

  1. 両方の文字列に対して有効なインデックスに位置する文字が異なる場合
  2. 文字列の長さが異なる場合
  3. 1.と2.の両方に該当する場合

なお,二つの文字列が異なる場合で,異なる文字を指す最も小さいインデックスをkとします。位置kにある文字のCHAR型の値を比較し「より小さい」値と判定される文字を持つ文字列が,もう一方の文字列の辞書的な前になります。

また,有効なインデックス位置での文字がすべて同じ場合,短い方の文字列が辞書的な前になります。