組み込みスカラ関数::=｛＜数学関数＞｜＜文字列関数＞｜＜時刻関数＞｜＜変換関数＞｝

「4.4.22　スカラ関数」に指定する組み込みスカラ関数を指定します。

＜数学関数＞

数学関数の指定については，「5.3　数学関数の詳細」を参照してください。

＜文字列関数＞

文字列関数の指定については，「5.4　文字列関数の詳細」を参照してください。

＜時刻関数＞

時刻関数の指定については，「5.5　時刻関数の詳細」を参照してください。

＜変換関数＞

変換関数の指定については，「5.6　変換関数の詳細」を参照してください。

• FLOAT型はDOUBLE型のシノニムのため，引数の値式の結果がFLOAT型の場合，引数はDOUBLE型として扱います。
• CQLで次の個所に指定できます。
  
  • SELECT句の選択式
  • WHERE句
  • HAVING句

• 数学関数の演算途中でオーバーフローが発生した場合は，浮動小数点値は無限大になります。
• 整数値の0除算が発生した場合は，クエリグループが閉塞します。
• 正規表現を使用する文字列関数で，指定した正規表現の構文に誤りがある場合は，正規表現の解析ができないため，クエリグループが閉塞します。
• クエリに記述した組み込みスカラ関数の形式に不正がある場合は，クエリグループの登録に失敗します。

リレーションs1の列aの正弦値を出力します。下線部が組み込みスカラ関数の部分です。

REGISTER QUERY q1 SELECT DSIN(s1.a) AS a1 FROM s1[ROWS 100];