この節では,文書種別マスタを管理する操作の概要について説明します。
文書種別マスタ機能とは,文書の種別ごとに,文書種別マスタとして文書に設定するプロパティを定義する機能のことです。フォルダや文書の作成時に,文書種別マスタを選択することで,それぞれのフォルダや文書に適したプロパティを設定できます。
文書種別マスタの管理は,システム管理者が実行できます。
文書種別マスタを管理する操作の流れを次の図に示します。
図12-1 文書種別マスタを管理する操作の流れ
- 種別用プロパティ定義ファイルを作成する
種別用プロパティ定義ファイルに,文書種別マスタに定義するプロパティのデフォルトのプロパティ名,プロパティ型,画面上でのプロパティ値の入力方法などを記述します。
記述する項目および記述方法の詳細は,マニュアル「DocumentBroker Version 3 Standard GUI システム導入・運用ガイド」を参照してください。
- 文書種別を作成する
文書種別を作成します。文書種別には,文書種別の名前,文書種別情報,採番情報などを設定します。
- 属性値マスタを作成する
文書種別にマスタ型プロパティを設定した場合に,属性値マスタを作成します。属性値マスタには,プルダウンメニューに表示させるプロパティ値などを設定します。
そのほかにも,文書種別や属性値マスタに対して次の操作を実行できます。
- 文書種別を更新する
文書種別名やプロパティを変更したい場合は,文書種別を更新します。
- 文書種別を参照する
文書種別に設定されている文書種別情報,採番情報などを参照します。
- 文書種別を削除する
不要になった文書種別を削除します。
- 属性値マスタを更新する
表示名またはソート用番号を変更したい場合は,属性値マスタを更新します。
- 属性値マスタを参照する
属性値マスタを設定しているプロパティ名,属性値コードなどを参照します。
- 属性値マスタを削除する
不要になった属性値マスタを削除します。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2014, Hitachi Solutions, Ltd.