Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド
IDLのvaluetypeは,ネットワーク越しに状態データを渡す際に使用されます。valuetypeは,継承とメソッドを持つstructと考えることができます。valuetypeは通常のインタフェースとは異なり,valuetypeの状態を記述するプロパティを含み,インタフェース以外にインプリメンテーションの詳細も含みます。次のIDLコードは単純なvaluetypeを宣言します。
module Map { valuetype Point { public long x; public long y; private string label; factory create ( in long x, in long y, in string z); void print(); }; };
valuetypeは,常にローカルなものです。valuetypeはVisiBroker ORBに登録されることもなく,一意の識別子も必要ありません。それはvaluetypeの値自体が識別子のためです。valuetypeはリモートで呼び出すことはできません。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2008, Hitachi, Ltd.
COPYRIGHT (C) 1992-2004 Borland Software Corporation. All rights reserved.