Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド
スマートエージェントの少なくとも一つのインスタンスが,ローカルネットワークのホストで実行中でなければなりません。ローカルネットワークとは,内部でブロードキャストメッセージを送信できるサブネットワークを指します。
prompt> osagent [options]
prompt> osagent [options] &
osagentコマンドには,表12-1のコマンドライン引数を指定できます。
オプション | 説明 |
---|---|
-p UDP_port | 環境変数の値(UNIXの場合),または環境変数およびレジストリの値(Windowsの場合)より優先して使用されるosagentのUDPポートを指定します。 |
-v | 実行時に情報および診断メッセージを提供するバーボースモードをオンにします。 |
-help,-? | ヘルプメッセージを出力します。 |
-n,-N | Windowsでシステムトレーアイコンを使用禁止にします。 |
-a ip_address | osagentがデフォルトで使用するIPアドレスを指定します。 |
-g | UNIXでバーボースモード時に出力される情報および診断メッセージをログファイルに出力します。 |
次に示すosagentコマンド例は,特定のUDPポートを指定しています。
osagent -p 17000
prompt> osagent
ランタイムにORBのプロパティを渡すことによって,スマートエージェントとの通信を禁止できます。
prompt> Server -Dvbroker.agent.enableLocator=false
prompt> vbj -Dvbroker.agent.enableLocator=false Server
文字列から変換したオブジェクトリファレンス,ネーミングサービス,またはURLリファレンスを利用する場合は,スマートエージェントは不要のため使用禁止にできます。オブジェクト名にbindメソッドを利用する場合は,必ずスマートエージェントを使用してください。
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