Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド

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10.4 オブジェクトリファレンスの操作

静的_bind()メソッド(C++),またはbind()メソッド(Java)は,CORBAオブジェクトのリファレンスをクライアントプログラムに返します。クライアントプログラムは,オブジェクトリファレンスを使用することで,IDLインタフェース定義で定義されたオブジェクトのオペレーションを呼び出せます。さらに,オブジェクトの操作に使用できるCORBA::Objectクラス(C++),またはorg.omg.CORBA.Objectクラス(Java)からすべてのVisiBroker ORBオブジェクトを継承するメソッドもあります。

<この節の構成>
10.4.1 nilリファレンスのチェック(C++)
10.4.2 nilリファレンスの取得(C++)
10.4.3 オブジェクトリファレンスの複製(C++)
10.4.4 オブジェクトリファレンスの解放(C++)
10.4.5 リファレンスカウントの取得(C++)
10.4.6 リファレンスの文字列への変換
10.4.7 オブジェクト名とインタフェース名の取得
10.4.8 オブジェクトリファレンスのタイプの判定
10.4.9 バインドされたオブジェクトの位置と状態の判定
10.4.10 non_existentオブジェクトのチェック(C++)
10.4.11 オブジェクトリファレンスのナロウイング
10.4.12 オブジェクトリファレンスのワイドニング