Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド

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4.2 手順1:オブジェクトインタフェースの定義

Borland Enterprise Server VisiBrokerによるアプリケーション生成の最初の手順は,OMGのIDL(インタフェース定義言語)を使用して,使用するすべてのオブジェクトとそのインタフェースを指定することです。IDLはさまざまなプログラミング言語にマッピングできます。C++およびJavaのそれぞれのマッピングについては,マニュアル「Borland Enterprise Server VisiBroker プログラマーズリファレンス」の「IDLからC++言語へのマッピング」および「IDLからJavaへのマッピング」の記述を参照してください。

次にidl2cpp(C++)またはidl2java(Java)コンパイラを使用してIDL指定からスタブルーチンとサーバントコードを生成します。クライアントプログラムはスタブルーチンを使用してオブジェクトのオペレーションを呼び出します。自分で記述したコードとともにサーバントコードを使用して,オブジェクトをインプリメントするサーバを作成してください。クライアントとオブジェクト用のコードは一度完成すれば,クライアントJavaアプレットまたはアプリケーションとオブジェクトサーバを作成するためにC++コンパイラまたはJavaコンパイラへの入力として使用されます。

<この節の構成>
4.2.1 IDLでのAccountインタフェースの記述