Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド
プロパティ名ORBpropStorageを使用して,コマンドライン引数でシステムプロパティとして指定します。
なお,Javaの場合は,アプレットのパラメタで指定する方法もあります。詳細については,「3.2.5 アプレットのパラメタ(ORB.initの第1パラメタ)(Javaの場合)」を参照してください。
プロパティファイルはテキストファイルで,次の形式でプロパティを1行ずつ記述します。
<property name>=<property value>
VisiBroker ORBはあらかじめ定義されたプロパティ名のセットを持ちます。プロパティ名は大文字と小文字が区別されるため,リスト表示された名前をそのまま正確に入力するよう注意してください。正しい形式であれば,各プロパティをどの順番で入力してもかまいません。ただし,プロパティを論理グループに分割した方がファイルは読みやすくなります。各グループはコメント行(「#」で始まる行)でラベルづけできます。空行とコメント行は無視されます。
#OSAgent properties vbroker.agent.debug=false vbroker.agent.addr=null vbroker.agent.port=14000 vbroker.agent.addrFile=null vbroker.agent.enableLocator=true
プロパティのデータ型には,次の三つがあります。
文字列の値がnullであれば,プロパティの値にnullと入力できます。
vbroker.repository.name=null
値がboolean値の場合は,trueまたはfalseを入力します。
vbroker.agent.enableLocator=true
プロパティを使用するには,プロパティをファイルに格納し,次のコマンドライン引数によって参照します。
-ORBpropStorage filename
-DORBpropStorage=filename
filenameは,相対パスまたは絶対パスのどちらでも指定できます。
Server -ORBpropStorage myprops
vbj -DORBpropStorage=myprops Server
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