Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド

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3.2.1 シェル/コンソールの環境変数

環境変数は,プログラムが起動するときに自動的に読み込まれます。環境変数は,次の表に示すとおりにプロパティに変換されます。

表3-1 シェル/コンソール環境から設定できるプロパティ

環境変数 プロパティ名
OSAGENT_ADDR vbroker.agent.addr
OSAGENT_ADDR_FILE vbroker.agent.addrFile
OSAGENT_PORT vbroker.agent.port
VBROKER_ADM vbroker.orb.admDir

Javaの場合,VisiBroker ORBが提供するvbjコマンドやネーミングサービス(nameservプロセス)などを使用しないで,JavaコマンドによってJavaアプリケーションを起動したときは,環境変数からプロパティへの変換は行われません。

次に示すのは,環境変数の設定例です。

コードサンプル3-3 環境変数の設定

UNIX(cshの場合)
 
setenv OSAGENT_PORT 10000
setenv VBROKER_ADM /usr/local/vbroker/adm
 

Windows
 
set OSAGENT_PORT=10000
set VBROKER_ADM=c:\Borland\VBroker\adm
 

Borland Enterprise Server VisiBrokerの環境変数の設定の詳細については,「2. 環境設定」を参照してください。