トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker ユーザーズガイド
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TPBrokerの環境設定の手順を次に示します。高速オプションライブラリ(OTS Fast Path Option)を使用する場合も同じ手順です。
- TPBrokerをインストールする(必須)
インストールの手順の詳細については,「ソフトウェア添付資料」または「TPBroker使用時の注意事項 取扱説明書」を参照してください。
また,UNIX版の場合syslog出力するための設定も実施してください。
TPBrokerはsyslogにメッセージを書き込みます。user機能のinfoレベル以上のログを保存するように設定してください。
- 例 /etc/syslog.confに以下の行を追加します。
- user.info /var/log/syslog
- 環境変数を設定する(必須)
TPBrokerを使用するために必要な環境変数を設定します。ORBの環境変数やlocaladdrなどの設定については,マニュアル「Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド」を参照してください。
- TPBrokerのOTS環境をセットアップする(必須)
tssetupコマンド(Windows版05-19以降ではtstpbsetupコマンド。以下本マニュアルではtssetupに表記を統一します)でTPBrokerのOTS環境をセットアップします。
- システム環境定義を変更する(任意)
セットアップによって設定されたシステム環境定義の値を,必要に応じて変更します。
- リソースマネージャと連携する場合の準備をする(C++)(任意)
XAインタフェースをサポートしたリソースマネージャをTPBrokerと連携して使用する場合の準備をします。この手順はC++実行環境の場合だけ必要です。
- プロセス監視定義ファイルを編集する(任意)
プロセス監視を実行するための定義ファイルに,必要な項目を設定します。
- TPBrokerの運用支援機能実行環境をセットアップする(任意)
admsetupコマンドでTPBrokerの運用支援機能実行環境をセットアップします。
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