Hitachi Web Server
サーバクラスタに適用するための,Hitachi Web Serverの設定手順を次に示します。
環境設定については,次の点に注意してください。
フェイルオーバの結果,クライアントに返送されるサーバ名が変化する場合があります。このため,バーチャルホストでもServerNameディレクティブは必ず設定してください。
IPアドレスを指定するディレクティブ(<VirtualHost>,BindAddress,Listen,NameVirtualHost)では,LANカードに指定されたIPアドレス(他ノードに移動できないIPアドレス)ではなく,再配置できるIPアドレス(リソースモジュールに対して与えられ,他ノードに移動できるIPアドレス)を使用してください。
サーバクラスタの起動の前には,インストールしたディレクトリで"httpsd -t"を実行し,サーバ設定が正しいことを確認してください。Hitachi Web Serverのコンフィグファイルの中で,IPアドレスや記憶域など,クラスタのグループに属しているリソースを参照している場合,確認しようとしているノードにグループを移動してから,”httpsd -t”を実行してください。
サービスがオンライン中のノードで,httpsdコマンドやスタートメニューによりHitachi Web Serverのサービスを再起動すれば,サーバクラスタで使用中のサービスをオフラインにすることなくHitachi Web Serverの設定を変更できます。コンフィグファイルの変更内容は,ほかのノードにも反映する必要があります。
待機ノードにも,1次ノードと同様のCRLを設定する必要があります。
Hitachi Web Serverをリソースで指定する場合,汎用アプリケーションではなく汎用サービスで指定してください。汎用アプリケーションでは,Hitachi Web Serverは正常に動作しません。
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