JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 運用ガイド

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9.4.1 ネットワークスイッチ連携機能の概要

予備系サーバモジュールへの切り替え時および現用系サーバモジュールへの復帰時に,サーバモジュールを接続したネットワークスイッチのポート設定を変更できます。この機能をネットワークスイッチ連携機能といいます。

ネットワークスイッチ連携機能を利用することで,VLANを構成するグループを越えてN+1グループを構成できます。同じVLAN内で行う業務だけでなく,VLANを越えた複数の業務で予備系サーバモジュールを共有できるため,柔軟で効率の良いシステムを実現できます。

ネットワークスイッチ連携機能の概要を次の図に示します。

図9-8 ネットワークスイッチ連携機能の概要

[図データ]

N+1コールドスタンバイ機能での切り替えまたは復帰をするときに,予備系サーバモジュールの接続ポートに,現用系サーバモジュールの接続ポートの設定を移行します。接続ポートの設定を移行するには,予備系サーバモジュール側のポート設定を,現用系サーバモジュール側のポート設定と同じになるように変更します。

注意
Brocade 10Gb DCBスイッチを使用する場合は,Additional MACアドレスとネットワークスイッチのVCS機能を使用してネットワークスイッチのポート設定を変更してください。ネットワークスイッチ連携機能は使用できません。
VCS機能の詳細については,マニュアル「Bladesymphonyユーザーズガイド」を参照してください。