ハードウェアの各モジュールのランプの点灯状態を管理コンソールに表示して，直接操作できます。管理コンソールからランプの点灯状態を直接操作している状態のことをサーバ指定状態といいます。

遠隔地にあるハードウェアで障害が発生した場合，システム管理者がランプを点灯させてサーバ指定状態にすることで，現地にいる保守員にどの機器を交換すればよいかを知らせることができます。

ランプの点灯状態を制御できるモジュールは，ハードウェアによって異なります。モジュールごとのランプの点灯状態の制御可否を次の表に示します。

表3-6　ランプの点灯状態の制御可否

モジュール名称	BS2000	BS1000	BS500	BS320	IOEU
Server Blade	○	○	○	○	×
Management Module	○	×	○	×	×
I/O Module	×	×	×	×	○
Power Supply Module	○	×	○	×	○
Fan Module	○	×	○	×	○
I/O Board Module	○	×	×	×	×
I/O Adapter Module	×	×	×	×	○
Switch Module	○	×	○	×	×
Front panel	×	×	○	×	×

（凡例）

○：制御できる

×：制御できない

この機能を使用するためには，管理対象サーバがBladeSymphony上で稼働している必要があります。

＜この節の構成＞

3.6.1　操作手順（BS1000/BS320の場合）

3.6.2　操作手順（BS2000，BS500，またはIOEUの場合）

3.6.3　注意事項