JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 運用ガイド
JP1/ServerConductorでは,管理コンソールから管理対象サーバまたはサーバモジュールを操作できます。これによって,管理コンソールから管理対象サーバまたはサーバモジュールで障害が発生した場合の対応や,管理対象サーバまたはサーバモジュールの状況の確認ができます。
なお,LPAR上で稼働しているサーバの遠隔操作については「13.3.7 遠隔操作」を,仮想化プラットフォームのサーバの遠隔操作については「14.3.5 遠隔操作」を参照してください。
JP1/ServerConductorでは,管理コンソールから管理対象サーバやBladeSymphonyのサーバシャーシの電源ON,電源OFF,強制電源OFF,リブート,およびシャットダウンができます。また,スケジュールを設定して,サーバの定期メンテナンス時など,あらかじめ設定しておいた曜日や時間に電源を制御することもできます。
遠隔地にある管理対象サーバの画面を管理コンソールに表示して,直接操作できます。また,管理対象サーバと管理コンソールとの間でチャットができます。
リモートコントロールでは,管理対象サーバのBIOS設定画面とOS起動後の画面が直接操作できます。また,管理対象サーバがWindowsサーバの場合だけ利用できます。
管理対象サーバと管理コンソールとの間でファイル転送ができます。
この機能は,管理対象サーバがWindowsサーバの場合だけ利用できます。ファイル転送を利用する場合は,リモートコントロールマネージャを起動しておく必要があります。また,管理対象サーバにログオンした状態でないと使用できません。
遠隔地にある管理対象サーバの画面を管理コンソールに表示して,直接操作できます。
リモートコンソールでは,管理対象サーバの電源OFF時点からOS起動後の画面まで直接操作できます。管理対象サーバのOSに制限はありません。
この機能は,管理対象サーバがBladeSymphony上で稼働している場合だけ利用できます。
遠隔地にあるハードウェアの各モジュールのランプの点灯状態を,管理コンソールに表示して,直接操作できます。
この機能は,管理対象がBladeSymphony上で稼働している場合だけ利用できます。
管理対象サーバに問題が発生した場合,管理対象サーバのOS情報,JP1/ServerConductorのログなどを保守情報として管理コンソールから取得できます。取得した情報は,管理コンソールにファイルとして転送,またはe-mailで転送できます。
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