JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 運用ガイド
コンソールサービスまたはローカルコンソールサービスの起動と終了の方法について説明します。
コンソールサービスまたはローカルコンソールサービスを使用する場合,OSのAdministrators権限が必要です。次にそれぞれの起動方法について説明します。
コンソールサービスで複数の接続先マネージャサービスを選択した場合,選択した接続先マネージャサービスのリストの上から順番にログイン認証が試みられます。このとき,認証に失敗(特定のマネージャサービスだけパスワードが異なる場合など)すると,そのマネージャサービスへの再ログインを試みるかどうかの問い合わせメッセージが表示されます。問い合わせメッセージの[再ログインする]ボタンをクリックすると,認証に失敗した接続先マネージャサービスのパスワードを入力し直して再ログインできます。問い合わせメッセージの[再ログインしない]ボタンをクリックすると,認証に成功した接続先マネージャサービスだけに接続して起動します。
コンソールサービスまたはローカルコンソールサービスを終了する場合,[ファイル]メニューから[コンソールサービスの終了]を選択するか,または,ウィンドウ右上の閉じるボタン([×]ボタン)をクリックして終了してください。
<ServerConductorのインストール先フォルダ>\Program\MNG_*_*_*_*.dat
コンソールサービスまたはローカルコンソールサービスを起動すると,[ホスト管理]ウィンドウ(タイトルバーに「ホスト管理」と表示されたウィンドウ)が表示されます。
[ホスト管理]ウィンドウに一覧表示される情報の意味を次の表に示します。
| 表示情報 | 意味 |
|---|---|
| アイコン | ホストの状態がアイコンで表示されます。
|
| コンピュータ名 | OSで設定したコンピュータ名が表示されます。 LinuxサーバおよびHP-UXサーバの場合,ホスト名が表示されます。 VMゲストの場合,VM名が表示されます。 サーバシャーシおよびIOEUの場合,シャーシIDが表示されます。 HVMの場合,HVM識別子が表示されます。 |
| ホスト名 | ホスト名が表示されます。※1 |
| OS名 | ホストのOS名が表示されます。 VMホストの場合,仮想化プラットフォーム,またはホストのOS名※2が表示されます。 VMゲストの場合,表示用のツールを使用しているときにOS名が表示されます。※1 ホスト以外の場合は,何も表示されません。 |
| 未確認アラート | 注意レベル以上の未確認アラートがある場合は「あり」が表示されます。 VMゲストの場合,何も表示されません。 |
| 電源制御 |
|
| シャーシID | BladeSymphonyのサーバシャーシ,サーバモジュール,またはIOEUの場合,シャーシIDが表示されます。 VMホストの場合,サーバタイプがBladeSymphonyのときにシャーシIDが表示されます。 VMゲストの場合,親となるVMホストのシャーシIDが表示されます。VMホストのシャーシIDがない場合,何も表示されません。 |
| パーティション番号 | BladeSymphonyのサーバモジュールの場合,パーティション番号が表示されます。 VMホストの場合,サーバタイプがBladeSymphonyのときにパーティション番号が表示されます。 VMゲストの場合,親となるVMホストのパーティション番号が表示されます。VMホストのパーティション番号がない場合,何も表示されません。 |
| LPAR識別子 | サーバモジュールを論理パーティションに分割している場合,論理パーティション番号が表示されます。 VMホストおよびVMゲストの場合,何も表示されません。 |
| VMホスト名 | VMホストの場合は,VMホストのホスト名が表示されます。 VMゲストの場合は,親となるVMホストのコンピュータ名が表示されます。 次の場合は,何も表示されません。
|
| クラスタ名 | そのサーバがMSCSまたはフェールオーバークラスタのクラスタに属している場合,クラスタ名が表示されます。 VMホストおよびVMゲストの場合,何も表示されません。 |
なお,LPAR上で稼働しているサーバおよびHVMの表示については,「13.3.1 コンソールサービスでの表示」を参照してください。
[ホスト管理]ウィンドウの表示情報を印刷する場合,[ファイル]メニューから[印刷]を選択してください。[ホスト管理]ウィンドウの表示情報が印刷されます。
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